リニューアルも兼ねてブログお引越し中です

リニューアルも兼ねてブログをお引越し中です。
詳細については、以下の記事を見てやってくらぱいませませ〜。
(⌒人⌒)

リニューアルも兼ねてブログお引越しの予告


2010年12月03日

目的と目標の違いがわかると、やるべきことや手段なども見えて来るのかも?

「三方よしの経営相談」や、「自律型人材育成」「組織力の強化や向上」「経営に役立つ情報活用(IT活用・ICT活用)」のお手伝いを行なっているせいか・・・
「爆発・炎上・崩壊組織」で消防のお手伝いを行なうこともあるせいか・・・

「目的」やら「目標」やらについて、いろんな意味で考えさせられる機会もあるんですが・・・
ンーン? (( ̄_ ̄*)(* ̄_ ̄)) ンーン?

コレって、もしかしたら・・・

会社の全体像を俯瞰すると気づく事、俯瞰しないと気づけない事って何だろう?
対症療法とは?会社の現状そのものに対処しようとすると何が起こるんだろう?
現状把握ってどんな時に必要?何のため?目的や目標、効果との関係って何だろう?
「目的や目標と、経営や経営計画、経営方針との関係って何だろう?」シリーズ
「自社の強みや弱み、長所や短所、状況や現状などの判断基準って?」シリーズ
「顧客って誰のこと?どんな人や企業がお客様か考えると気づくことって?」シリーズ
「効果的な宣伝方法や販売促進のやり方とは?目的や目標などとの関係って?」シリーズ
「助成金とは?補助金とは?目的や目標などとの関係って何だろうか?」シリーズ
「事業承継とは?中小企業の経営で本当に引き継ぐ必要がある事って何だろう?」シリーズ
「事業継続計画とは?BCPのつくり方って?目的や目標との関係って?」シリーズ
「管理職が論文やレポートを書く意味って?何のため?誰のためなんだろう?」シリーズ
「役職とは?肩書きとは?役職や肩書きって何のため?誰のためなんだろう?」シリーズ
「無駄な会議と意味のある会議の違いとは?目的や目標との関係って?」シリーズ
「IT化やシステム化、パソコン導入すれば生産性は向上するんだろうか?」シリーズ
「日本人の生産性が低い理由って?生産性の向上ってどういう事なんだろう?」シリーズ
「人材採用とは?従業員の雇用と目的や目標などとの関係って?」シリーズ
「強い組織の作り方とは?強い組織か弱い組織かの判断基準って何だろう?」シリーズ
「組織じゃないとできないこと、組織でなくてもできることって何だろう?」シリーズ

などなどにも、ある意味関係するっちゃーするのかも〜???
なーんて、感じたので・・・

そもそもの話・・・

目的って、何だろーか?
目標って、何だろーか?
目的と目標って、何がどう違うんだろーか?

何のために、目的や目標が必要なんだろーか?
誰のために、目的や目標が必要なんだろーか?

どんな時には、目的が必要で必要じゃないんだろーか?
どんな時には、目標が必要で必要じゃないんだろーか?

目的と手段や手法、方法などって、何がどう関係するんだろーか?
目標と手段や手法、方法などって、何がどう関係するんだろーか?

目的や目標が明確だったり明確でなかったりするメリットって、いったい何なんだろーか?
目的や目標が明確だったり明確でなかったりするデメリットって、いったい何なんだろーか?
それは、誰にとってのメリットやデメリットなんだろーか?

とか・・・

目的や目標って、理念・ビジョン・ミッションなどとは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、戦略とは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、方針とは何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、経営計画事業継続計画(BCP)などとは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、ビジネスモデルとは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、株式会社や有限会社、個人事業主などの形態、資本金の額、上場や非上場、従業員数などとは、何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、利益生産性などとは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、売上ノルマ、営業ノルマ、販売ノルマなどのノルマの類とは何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、リストラ人事異動(配置転換)とは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、問題や課題などとは何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、投資対効果(費用対効果)とは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、付加価値経営資源などとは、何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、独自性や優位性、差別化競争力(国際競争力)などとは、何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、グローバル化や国際化などとは、何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、人材採用とは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、人手不足や人材不足などとは何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、人事異動や配置転換適材適所などとは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、職務型や職能型などとは何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、権限委譲やエンパワーメント(エンパワメント)などとは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、人事評価や人事考課などとは何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、協力し合える組織なのか協力し合えない組織なのかとは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、会議やミーティング、打ち合わせ、話し合いなどとは、何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、人材育成とは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、セミナーや研修などの類とは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、教育(共育)とは何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、自律や自立、自分で考えて行動する力などとは、何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、協調性主体性自発性などとは、何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、やる気や向上心、チャレンジ精神などとは、何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、帰属意識、仲間意識、忠誠心、愛社精神などとは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、組織としての一体感や連帯感、団結力などとは何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、当事者意識問題意識危機感などとは、何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、問題発見力課題解決力などとは何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、マネジメント力とは何がどう関係するんだろーか?
目的や目標って、リーダーシップ力とは何がどう関係するんだろーか?

目的や目標って、経営者の役割や仕事にはどんな関係があるんだろーか?
目的や目標って、管理職の役割や仕事にはどんな関係があるんだろーか?
目的や目標って、一般従業員の役割や仕事にはどんな関係があるんだろーか?

目的や目標って、人事部(総務部)や営業部、製造部などの各部門の役割や仕事にはどんな関係があるんだろーか?
目的や目標って、下請け企業や親会社(親事業者)などの取引先にはどんな関係があるんだろーか?

経営者の立場だからこそできること、できないことって何だろーか?
管理職の立場だからこそできること、できないことって何だろーか?
人事部(総務部)の立場だからこそできること、できないことって何だろーか?
一般従業員の立場だからこそできること、できないことって何だろーか?

自部門でできること、できないことって何だろーか?
他部門でできること、できないことって何だろーか?

自社でできること、できないことって何だろーか?
取引先の立場だからこそでできること、できないことって何だろーか?

などなどについて、一緒に考えてみません? (^^)
あ、モチロン、「自律的に」という意味で。

ちょっと興味あるかも〜?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。(^^)/

んーと・・・

まずは、こんなのから考えてみるのはどーでしょう?


■ 目的とは?
Weblio
目的とは、あることを成し遂げたいとして、それを目指すための目当てのことである。
実現しよう、到達しようとして目指す事柄。めあて。


■ 目標とは?
Weblio
そこまで行こう、成し遂げようとして設けた目当て。

目的を達成するために目指すべき行動や道筋を具体的に示したもの。
目標に含まれる内容は、一定期間後に目標の達成状況を検証・分析することを踏まえ、具体的かつ計測可能であることとされている。


■ 目的と目標の違いとは?
Weblio
目的はもっぱら抽象的なのに対し、目標は抽象的なものでも具体的な物体でも、両方に使われる。


Yahoo!知恵袋
目的の方が上位概念で、最終的に達成したいもの・状態。
(平たく言えば、「何を手に入れたいか、どうなりたいか」)

目標は、目的達成のために、達成期限や達成水準を決めて設定するもの。
(平たく言えば「目的を手に入れるために、いつまでに、何を、どの位するか」)

つまり、「目的達成のために、目標を順に達成して行く」ことになります。
(目的 → 一次目標 → 二次目標 → 三次目標・・・・)

-----


で・・・

次に、例えばこんなのから考えてみるのはどーでしょう?


■ スキルアップから考えてみると?
スキルアップは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 資格取得から考えてみると?
資格取得は、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ いい点数とやらを取ることから考えてみると?
いい点数とやらを取ることは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ いい会社とやらに就職することから考えてみると?
いい会社とやらに就職することは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ マイホームを持つことから考えてみると?
マイホームを持つことは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 出世することから考えてみると?
出世することは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 人材採用(人財採用)から考えてみると?
人材採用(人財採用)とは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 人材育成(人財育成)から考えてみると?
人材育成(人財育成)を行うことは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 組織力の強化や向上から考えてみると?
組織力の強化や向上を行うことは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ IT化とやらから考えてみると?
IT化とやらは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 顧客開拓から考えてみると?
新しい顧客を増やすことは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ グローバル化や国際化とやらから考えてみると?
グローバル化や国際化することは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 国際競争力とやらから考えてみると?
国際競争力とやらを強化することは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 新製品開発から考えてみると?
新しい製品を生み出すことは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?

■ 知名度向上から考えてみると?
知名度を上げることは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 利益を上げることから考えてみると?
利益を上げることは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 会社設立から考えてみると?
会社を設立することは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 理念・ビジョン・ミッション・戦略などから考えてみると?
理念・ビジョン・ミッション戦略などをつくったり、浸透させることは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 会社規模拡大から考えてみると?
会社の規模を拡大することは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 会社経営から考えてみると?
会社経営を行うことは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 企業の存続から考えてみると?
企業を存続させることは、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

■ 夢から考えてみると?
自分の夢は、目的なのか、それとも目標なのか?
目標だとすれば、目的は何なのか?
目的だとすれば、目標は何なのか?
それとも目的でも目標でもないのか?
だとすれば、いったい何なのか?

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んでもって・・・

例えば、こんなのからも考えてみるのはどーでしょう?


「経営者の手帳」
目的がなければ、また、それが社員の心に深く浸透していなければ、社員は方向舵のない飛行機や船に乗っているように、何をどうしていいのかわからず、不安におののきながら仕事をする。

「幸福になりたい」と思っている人々・・・
顧客や社員が、そんな企業にわざわざ来るはずがない。

企業経営を考え、進める上で最も重要なことは、その目的である。

「わが社の目的は何か」
「わが社は何を通じて世のため、人のために貢献すべきか」
「わが社の使命は何か」

などのことだ。

目標、つまり正しい経営戦略の策定やその実行も大切だが、それよりはるかに重要なのが目的なのだ。

しかし、立派な経営戦略を掲げ、それをベースに、いわゆる「PDCAサイクル」を回している企業は多いが、その前提である目的を明文化し、その上に立った経営戦略を実行している企業は少ない。
目的がない、あるいは不明確なため、経営戦略はブレまくり、その結果、市場から厳しい評価を受けることになる。

近年の元気のない企業を見ていると、その問題の所在は経営戦略やその実行法にあるのではなく、企業の存在目的そのものにある場合が多いのである。


「マネジメント - 基本と原則」
自らの事業は何かを知ることほど、簡単でわかりきったことはないと思われるかもしれない。

しかし実際には、「われわれの事業は何か」との問いは、ほとんどの場合、答えることが難しい問題である。
わかりきった答えが正しいことはほとんどない。

企業の目的としての事業が十分に検討されていないことが、企業の挫折や失敗の最大の原因である。

企業の目的と使命を定義するとき、出発点は一つしかない。
顧客である。
顧客によって事業は定義される。

したがって、「われわれの事業は何か」との問いは、企業を外部すなわち顧客と市場の観点から見て、初めて答えることができる。
「顧客は誰か」という問いこそ、個々の企業の使命を定義するうえで、もっとも重要な問いである。

やさしい問いではない。
まして答えのわかりきった問いではない。

消費者だけが顧客ではない。
顧客は常に一種類ではない。

顧客によって、期待や価値観は異なる。
買うものも異なる。

「顧客はどこにいるか」を問うことも重要である。
次の問いは、「顧客は何を買うか」である。

ほとんどのマネジメントが、苦境に陥ったときにしか「われわれの事業は何か」を問わない。
しかし苦境に立つまで待っていたのでは、ロシア式ルーレットに身をまかせるも同然である。

もちろん、成功しつつある企業のマネジメントにとって、「われわれの事業は何か」を問うことは容易ではない。
誰もが、そのような問いの答えは明白であり、議論の余地はないとする。
成功にけちをつけることを好まないし、ボートを揺することも好まない。

「われわれの事業は何か」との問いに対する答えのうち大きな成功をもたらしたものさえ、やがて陳腐化する。
企業に関わる定義のうち、50年どころか30年でさえ有効なものはない。
せいぜい10年が限度である。

「われわれの事業は何になるか」との問いは、予測される変化に適応するための問いである。
その狙いは、現在の事業を修正し、延長し、発展させることである。

「われわれの事業は何であるべきか」との問いも必要である。

現在の事業をまったく別の事業に変えることによって、新しい機会を開拓し、創造することができるかもしれない。
自らによるイノベーションと、他者によるイノベーションである。
この問いを発しない企業は、重大な機会を逃す。

事業を定義することは難しい。
苦痛は大きく、リスクも大きい。

しかし事業の定義があって初めて、目標を設定し、戦略を発展させ、資源を集中し、活動を開始することができる。


「すべての仕事は[逆]から考えるとうまくいく」
企画、改善の案、改革の案、そういったものの実に多くが、具体的な目標や理想を固めないままスタートしている。
しかし、どこへ向かうべきかわかっていないということは、問題に対する解決策も見つからず、結果への評価もできないということではなかろうか。

なぜ企業は、具体的な目的もなく船出をしてしまうのだろう?

考えられる理由は、企業、もしくはその案件に関わる人たちが「何をやりたいのか」をよく理解していなことである。
彼らの目標は、不明瞭であるか、ときには目標そのものがないこともある。

他に考えられるのは、聞こえのいいことに手を出してしまうことだ。
壮大な目標をすえるといい気分になるし、漸進的な変革には反対する者も少なく、これまたいい気分である。


「やっぱり変だよ日本の営業」
「情報」と言うとき、具体的に何をイメージしますか。
様々な情報が巷に氾濫しているように、企業の情報も氾濫しています。

しかし、

「あなたが欲している情報は何ですか?」
「この問題を解決するために、何の情報が欲しいのですか?」
「その情報をどのように問題解消に活かしますか?」

と聞かれたとき、満足に答えられる方はほとんどいないでしょう。

経営にとっての「情報」とは、何かの目的を達成するために事前につかんでおけば有利に事を進めることができる「兆候」です。

「目的」があって「有利」に進めようとするからこそ、必要な情報が見えてくるのです。

目的がないのであれば情報など無用ですし、何かを達成しようとしてもいないのに美味しい情報が果物のように落ちてきて、自然に幸せになれるわけでもありません。


「共創とは何か」
目的というのは「何のために」という意味でして、目標というのは「何をどうするか」ということです。
でも通常はそれをあまり考えなくても、仕事はできるのです。

「このイスを改善してください」と言われたら、何か考えることは可能だと思うんです。
座り心地が悪い、デザインがなっておらん、値段が高いとか、いろいろな要素分解が可能です。

それは、イスというのはどういう要素が必要かということをご存知だからです。
その要素に対して、分析をすればいいわけです。
つまり、あんまり「何のために」とか、そういうことを考えなくても、作業はできるのです。

では、「新しいイスを創造しなさい」と言われたとする。
こうなると今度は、「何のために」を考えないとできないんです、どうしても。
創造という作業をしようと思うと、「何のためにやるんだ」、「何をどうしたいんだ」、これをなんとかつくり出しませんと、話が進みません。

では、「目的」を、どうやってつくるのか。

一つ言えるのは、やっぱり自分を中心に考えた状況では、目的というのはなかなかつくりにくいし、いい目標はつくれません。
「利他」、平たく言えば世のため人のためとか、そういうようなもっと広い立場から、「何のためにやりたいか」、その辺を考えるのが、定石の一つだと思います。

つまり、われわれのお客というのはだれだったのか、こういうことになってくると、やっと本物になって目的がつくれるのですけども、かなり時間を食いますね、これ。
でも、目的はちゃんとつくらないと、創造的な行動というのは動き出さないと思うんです。

目的が上位概念ですけど、これができたとしても、目標はなかなかつくれない。
なぜかというと、結果を見据えた願望でも目的にはなるんですが、目標というのは、行動するための指針にならなきゃいけませんから、「何をどうする」というのと、「できるかもしれない」、が必要になります。

「できる」という確証じゃないのです。
この2つが入っていませんと目標になりきれませんから、なかなかできない。

しかし、これでもまだ目標になりきれてないんです。
打倒○○というのでは、どうやったらいいか分からない。

本当の目標というのは、打倒○○を可能にするかもしれない作戦なり術なり、できるかもしれないものをつくり出さなければいけない。
例えば、「打倒○○をやるには、多分、Aフォーメーションの実行ができりゃあ勝てる」、こういうのをつくり出さなければいけません。
そういうのがチームの目標にできれば、各プレーヤーは自分の目標がつくれる。

ですから、最初に目的があって願望がなくては、チームの目標はつくれない。
チームの目標がなければ、個人の目標はつくれない。


計画したことに縛られないために必要なこと
私たちはハイキングをしていた。
何時間か歩いてきた登山道から視線を上げ、辺りを見回して思った。

「ちょっと待てよ・・・・・・ここはどこだ?」
迷子になっていた。

勢いと道程に身を任せて登山道を前進する。
そしてふと気づけば、周囲の風景には見覚えがなくなっている。

その日の私がそうだった。
前進することに集中するあまり、盲目となってしまうのだ。

これは、ハイキングだけの話ではない。

私たちは、ビジネスでも人生でもさまざまな目標を立てながら生きている。
そして目標達成のための戦略を定める。

だが時として、私たちは登山道―― 目標達成の方法やプロセス ――に夢中になってしまい、最初に目指していた目的地を見失ってしまう。
そして目的地への到達を後押ししてくれるチャンスを、素通りしてしまうのだ。

私は一団の進行を止めて、道に迷ったことを正直に伝えた。
そして簡単に道に迷ってしまった原因は、登山道にばかり気をとられていたからだ、と説明した。

「まったく・・・・・・それで、“迷わなくなくなる”ためにはどうすればいいんですか?」
「わかってるだろう?」

「地図を見ろってことですか」
「あと、周りもね!」と私は答えた。


「ヒューマンエラーの心理学」
われわれが仕事をするときには、仕事に組み込まれた目標(外部目標)に従っていろいろな行為をしています。
しかし、実は外部目標に従っているのではなく、外部目標を「自分なりに解釈して」事故目標として取り込んで、それに従って行為をしています。

ここで、問題は何かというと、外部目標と自己目標との間に発生する齟齬です。

外部目標、内部目標に限らず、目標は非常に複雑な構造をなしています。
ここで複雑というとき、2つの意味があります。

一つは抽象から具体まで、いわゆる上下関係での複雑という意味です。
もう一つは、それぞれのレベルにおいて、特に下のレベルになるほど水平関係(ネットワーク関係)の構造が、複雑になってくるという意味です。

こういう複雑さが、外部目標を内部目標として取り込むときに、「解釈ミス」を生んでしまいます。
そして、それが、事故につながる行為を引き起こしてしまう場合があります。

社是、社訓はいずれも、非常に抽象的なレベルでの企業の目標です。
これはこれで、従業員の行動を大枠でモニタリングしていくうえで価値、機能をもっています。

しかし、目の前の具体的な場面での行動をモニタリングするというときには、「世のため」「人のため」というような非常に抽象的な目標では、何をどうしてよいのか検討がつかないということになります。

そこで、もう少し下のレベルの目標に落とし込んでいくことが必要になります。
たとえば、「安全第一」「早く」「確実に」とか、あるいは「コストを下げて」とかいうところに目標が落とされてきます。

問題は、目標間の関係がすっきりとしていないことです。
外部目標がすっきりしていなければ、それを取り込む内部目標はもっとすっきりしないものになります。

「社会に貢献しましょう」といっても、それを具体的な目標にまでストレートに落としてくるのがなかなか難しくなります。
そこのところが問題をいろいろ引き起こすことになります。

目標構造が複雑だということに加えて、もう一つの問題があります。
よく日本の社会は、ハイコンテクスト分化と言われています。

状況の中に暗々裡に重要な情報が隠れていて、その隠れている情報をあまり明示しない、あるいは明示するまでもないこととされがちです。
言わずもがなの目標というものが日本人の行動を支配しています。

そのような状況の中で仕事をすると、外部目標と内部目標との間に齟齬が発生しやすくなります。
建前と本音の乖離がその典型です。

目標が複雑すぎたり、はっきりと明示されていないと、頭の中にきちんと取り込むことができません。
あるいは、あまり目標が複雑になると、実際に仕事をしているときにタイミングよく目標を意識化できないということも起こります。

そうすると、内部目標が行動を誤った方向に導いてしまうことになります。
目標の取り違いのエラー(ミッションエラー)が起こることになります。


「目標管理の教科書」
目標の連鎖システムは、経営陣の思いを末端の従業員一人ひとりにまでつなぐ仕組みであり、会社や職場の一体感経営効率化にとっては不可欠な存在である。

しかし、うまく運用しないと、多分に「やらされ感」が伴う仕組みでもある。

やらされ感の強い目標では「本気になって達成しよう」という意欲は湧かず、目標達成が危うくなる。
達成できなければ、会社も働く人々もハッピーな気分には浸れない。


「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」
目標を決めて設定し、それについて報酬や罰則を設けると、必ずといってよいほどその目標は達成される。

しかし、残念ながらそのせいで、測定できない大事な目標が犠牲になってしまうことが多い。
その最も顕著な例は、数値目標がなければ始まらない営業部門だ。

顧客から注文を取りつけようとして、営業が値引きやリベートなどの手口を使う。
値引きやリベートを実施すれば、当然ながら利益は減ってしまうが、ほとんどの場合、営業の成績は利益率では評価されないため、知ったことではない。

営業が自分たちの都合のいいようにこういう仕組みを利用するケースもある。

営業のコミッションは、利益率を犠牲にしてでも売上目標を達成することで得られる。
そこで今度は、利益率も評価基準に加えるのだ。

すると、営業職員は利益率の高い商品を積極的に販売しようとする。
一見よいことに思えるが、価格の安い商品は売ろうとせず、高いものばかり売りつけるようになる。

そのせいで顧客は無理やり高い品物を買わされ、すっかり気分を害してしまう。
頭にきた顧客は、競合他社の商品を買うようになる。

あるいは、利益率ではなく顧客満足を評価基準に加えた場合を考えてみよう。
この場合、利益率がそこそこの商品を売っても、営業はインセンティブをもらえない。
会社にとっては痛手でも、元値ギリギリぐらいで販売することによって、売上高も顧客満足度も向上する。

この調子でやっていったら、評価基準と目標が際限もなく並ぶだろう。

戦略目標への集中や優先順位づけなど忘れ去り、やったことはただひとつ。
評価だけだ。

さらに悪いことに、毎年の評価基準には入っていない長期的な目標や業務は置き去りになる。
そうなれば、従業員たちが会社の長期的な将来を見据えてがんばろうとする動きはなくなってしまう。

目標の評価基準にもとづいて報酬や罰則を設定してしまうと、社員は会社の利益を犠牲にしてでも自己の利益を追求しようとするということをわかっていなかった。
社員がなりふり構わず目標を達成するように仕向けてしまったのだ。

具体的な指示と数値目標を与えられ、つべこべ言わずに徹底的に、つまりは何も考えずにただ目標を達成するよう命じられるこのシステムそのものが、人間の判断力を失わせるように設計されているのだ。

評価基準についてしっかりとわきまえておくべきなのは、指標手段であって目的ではないことだ。
数値目標が悲惨な結果を招いているのは、それが会社にとって本当に重要な目標に取って代わってしまったからだ。

人は評価基準を達成するために評価基準自体を操作してしまう場合もある。
その極端な例が、粉飾決算がばれて破産に追い込まれたマネーゲームだ。

会計や財務報告はいろいろと細工できるし、巧妙にやればますます工夫の余地が広がっていく。
まさに決め方の問題で、どうにでもなることがわかるだろう。

しかも、問題が改善されたように見せかけることもできる。

「どうしたらもっとよいサービスを提供できるか」と言っていた企業が「どうしたら最も儲かる契約を取ってこられるか」と言い始めたり、「どうしたら人の命を救う薬を開発できるか」と言っていた企業が「どうしたら巨額の利益を出せる薬品を開発できるか」などと言い始めたりしたら、企業が衰退に向かっている警告のサインだ。

お金は成功の指標のひとつにすぎない。
お金は手段にしてもよいが、目的にしてはならない。

お金が目的になってしまうと、価値を付加することがおろそかになり、やがて会社が滅びることになりかねない。


「逃げる中高年、欲望のない若者たち」
人生の先輩である大人たちは「夢をあきらめるな」みたいなことを言うが、そもそも夢がどうのこうのと偉そうなことを言う大人たちは夢を持っているようには見えないし、だから信用できない。
そんなことを言う大人たちに限ってつまらなそうに人生を送っていることが多いのだ。

だいたい夢などと言っているうちは、そのことを実現できない。
夢は、持っていた方が元気になれるという程度のものだが、目標は絶対に実現させなければいけない現実だ。

だが、そもそも何をしたらいいのか、何を目指せばいいのかわからない若者と大人だらけのこの社会で、目標を設定するのは簡単ではない。

目標という言葉を使うと、泣く人が増えてしまうので、気持ちを萎えさせないように夢という曖昧な言葉を使うのである。


「採用基準」
人がつらい環境の中でも歩き続けられるのは、達成すれば十分に報われる目標が見えているからです。

マラソンでも行軍でも、人はゴールがどこにあるか、いつ頃到達できるかが理解できているからこそ、歩み続けることができます。
どこに向かっているのかも、いつ終わるのかもわからず、「俺がいいと言うまで何日でも歩き続けろ」と言われて、ひたすら歩き続けるモチベーションを保てる人はいません。

「とにかく売上を上げろ、できるだけ利益を上げろ」と連呼するのはそれと同じです。

これでは社員はエンドレスの努力を求められていると感じ、達成感も高揚感も得られないまま疲弊してしまいます。

人間はみんな合理的です。
打算的と呼んでもよいでしょう。

求められる努力と、結果として得られるものがバランスしていないと感じれば、努力をしなくなります。

-----


うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???

「そっ・・・、そーだったかのかー! ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!! 」
「あり?ありりのり〜???ってことはだよ・・・ ( ̄▽ ̄;) 」

という方も、いらっしゃれば・・・

「ナルホド・・・、ちょっぴりわかった気がするかも・・・ ヽ(´ー`)ノ 」
「あ、なーんだー、そーだったんだ〜 (〃▽〃) 」

という方も、いらっしゃれば・・・

「わかったよーなわからんよーな・・・ ( ̄д ̄;) 」
「やっぱ、頭がウニ状態じゃー!よくわからーん! \(  ̄曲 ̄)/ 」

という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?

「目的」や「目標」の意味だけを見ていても・・・
「目的」と「目標」の違いだけを見ていても・・・

気づけないこと、気がつかないこと


が、あるんじゃーないかな〜???

なーんて、感じません? (^^)

個人的には・・・

世の中に全く同じ人も存在しなければ、企業も存在しないはずなのに・・・
いろんな人やいろんな企業もあれば、状況も様々なはずなのに・・・

「目的」について突き詰めて考えて行くと、面白いことに似通って来ることってあるのかも〜?
ヽ(*⌒o⌒)人(⌒-⌒*)人(▽⌒*)v

なーんて、感じることもあるんですが・・・
どっ・・・、どうでしょう???

また・・・

「会社がよからぬ方向に走ってしまう前にできることって何だろう?」シリーズ
「おすすめの方法やいい方法、手法に頼ったり探したりする理由って何だろう?」シリーズ
「根本的な原因とは?真因とは?今見えている問題って本当の問題?」シリーズ
手段の目的化とは?方法が目的や目標より優先してしまう原因って何だろう?
自律型人材は、一方的に教えて育てる教育で育てられるんだろうか?
「視野を広げる方法とは?経営者と従業員の視点って何がどう違うんだろう?」シリーズ
「研修とは?本当に役立つ社員研修や管理職研修って?組織力との関係って?」シリーズ
「知識や方法論中心の研修で育つ力、育たない力って何だろう?」シリーズ
思考停止を招く教育とは?従業員の主体性や向上心が育つ人材育成って?
「数値データによる思考停止の原因って何だろう?数字の裏の読み方とは?」シリーズ
「グローバル人材とは何だろうか?グローバル化や国際化って?」シリーズ
「日本人の強みや弱みとは?外国人には真似できないことって何だろう?」シリーズ
部下や上司、他部署の欠点、弱点、問題点ばかりが気になる原因って何だろう?
中小企業の従業員が知っておきたい経営者が孤独を感じる原因って何だろう?
「社長が孤独を感じる瞬間って?孤独を感じる時、感じない時って皆同じ?」シリーズ
人材育成をマーケティング・コンセプトから考えると見えることって何だろう?
「タイムマネジメントとは?何のため?目的や目標との関係って何だろう?」シリーズ

などなどにも、もしかしたらある意味関係するっちゃーするのかもしれませんが・・・

本当は「目標」なのに
「目的」と勘違いしてしまうと・・・

「目先の利益」とか「数字の達成」とか、
「手段の目的化」なんかに踊らされてしまう
((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル


ことってあるのかも〜?

かと言って・・・

「目的」ばかりを重視して
「目標」を全く考えないでいると・・・

「絵に描いた餅」や「机上の空論」とかに陥ってしまう


こともあるのかも〜?
(● ̄▽ ̄●;)ゞ ぽりぽりぽりぽりぽり・・・

なーんて、感じるんですが・・・

どっ・・・、どうでしょう???
皆さまは、どう思われますか?

と言う訳で、「意味が曖昧な言葉から、自律的に考えて行動してみる」カテゴリとしては、


コミュニケーションとは?会話とは?その違いとは?


へ、続きまーす。(^^)/

ちょっと興味あるかも〜?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。(^^)





★★★ ネクストストラテジーは、三方よしの場づくり黒子サポーターです ★★★
「ヒト(組織)」「情報(IT)」を中心に、「三方よし経営」のお手伝いを行っております。(^^)/
「自律型人材育成」「組織力の強化や向上」などのご相談
首を長ぁーくして、お待ちして申し上げております。 m(_ _)m



【追伸】
「・・・で、答えは何なの???」と思った方へ


よろしければ、以下の記事も見てやっていただけると嬉しいです。(^^)

「自分で考えて行動する「自律型人材」が育つ組織って?」ブログについて
「答えが見つからない、探しても解決策が見つからない原因って何だろう?」シリーズ
「自分で考える」と「独りで考える」って同じ?組織力などとの関係って?
「自立」とは?「自律」とは?その違いって?自律型人材とは?
「社長、上司、部下、会社組織にとって本当に必要な支援って何だろう?」シリーズ




posted by ネクストストラテジー at 07:50| Comment(0) | 意味が曖昧な言葉から考えて行動してみる | 更新情報をチェックする
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