2010年12月21日

英語などの外国語の知識があってもコミュニケーションがとれない原因って?

「普通とは?一般的とは?当たり前とは?誰がどんな基準で決めるんだろう?」シリーズ
「日本人の生産性が低い理由って?生産性の向上ってどういう事なんだろう?」シリーズ
「日本人の強みや弱みとは?外国人には真似できないことって何だろう?」シリーズ
「グローバル人材とは何だろうか?グローバル化や国際化って?」シリーズ
「海外の教育現場(共育現場)ってどんなの?自律性や主体性は育つ?」シリーズ
病気でも出勤するのが常識、病気で休みたくても休めない原因って何だろう?
「年齢にこだわって採用するか不採用にするか決める理由って何だろう?」シリーズ
「優秀な人材が辞める本当の理由、優秀な社員から辞める原因って何だろう?」シリーズ
「強い組織の作り方とは?強い組織か弱い組織かの判断基準って何だろう?」シリーズ
「視野を広げる方法とは?経営者と従業員の視点って何がどう違うんだろう?」シリーズ

などなどの記事にも、関係するっちゃーする内容です。
※上記の記事をご覧になっていなくても意味はわかると思いますが、できれば読んでやってもらえると嬉しいです (^^)
(と、おねだりしてみるヤツ)

日本国内・海外問わず、世界各国の方々へ自律型人材育成(自律型人財育成)のお手伝いをした経験があるヤツということもあり・・・
海外赴任中にも、現地と日本との架け橋のお手伝いを行う機会が多々ありました。

例えば、日本人の教師の方と現地の学校との架け橋なども、そのお手伝いのうちの一つでしょうか。
簡単に言うと、

「海外の学校の授業を見て、学びたい!」

と希望される日本人の教師の方のお手伝いです。(^^)

異文化交流にもなり、日本と海外の架け橋にもなる「プチ外交官」的な仕事をやっていたこともあり・・・
「海外の学校の授業を見て、学びたい!」とおっしゃる方は熱烈大歓迎で、喜んでお手伝いしておりましたが・・・
時には、いろんな意味で考えさせられることがあります。

例えば・・・

こんな時でしょうか。

※お願い※
「この教師ってば、それでも英語教師???」
「そんなヤツが英語を教えてるから、日本人の英語力がボロボロなんだよー!」
「日本の恥だ!」

なーんて、いち個人を批判したり、全部の英語教師がそうだとステレオタイプで決め付けるのではなく、

「このような英語教師が生まれてしまう、仕組みの問題点は何なのか?」
「日本の教育制度は、どうあるべきなのか?」
「世界に通用する人材育成(人財育成)とは?」
「どうすれば、『グローバル人材育成(人財育成)』や『グローバル人材』、『グローバル化』や『国際化』などの言葉を叫ばずに済むのか?」
国際競争力とやらとは、何がどう関係するのか?」

などの観点から、自律的に考えて行動し、日本人一人ひとりが日本を良くするための材料の一つとして使ってやっていただけますよう、ひれ伏してお願い申し上げます。
m(_ _)m


いえなに・・・

問題点や欠点などを突き合うモグラ叩きをやったって・・・
いち個人を責めたり批判したりしたって・・・
誰もトクしませんし、なーんにも変わりませんし、なーんにも良くならないと思いますので(汗)。


【大学を卒業後、日本の高校で教えている現役バリバリの英語教師さん事例】

■ 背景

とりあえず、この英語教師の方を「Aさん」としておきます。
英語教師としての経験は、約5年だそうです。
英語教師Aさんの趣味は旅行とのことで、海外旅行経験は豊富とのことで、当時私が赴任中だった国にも何回か来たことがあるそうです。

英語圏以外での国の英語教育が見たくて、自己啓発を兼ねて自腹を切ってやって来たとのお話です。
で、「高校生の英語の授業がナントカして見てみたい!」と頼まれまくりました。

「この国では、授業見学というより『ゲスト参加』というカタチになっちゃいますが・・・、それでもいいですか?」

と、英語教師Aさん聞いたところ、

「『ゲスト参加』だと、生徒とも話せるからもっと学べて嬉しい!」

とのお返事。
あまりの熱心さと迫力に、思わず仲介を承諾しました。

とある高校の校長先生に聞いてみたところ、そんな熱心な方なら是非会って直接話してみたいとの良い反応でした。


■ 校長先生との顔合わせの場にて
そんな訳で、校長先生との顔合わせの場を設けました。
一抹の不安がよぎったので、念のため私も同席することに・・・(汗)。

すると・・・
不安は見事に適中しました。

校長先生が何か質問しても、「Yes」か「No」しか答えない・・・
「何か質問はありませんか?」と校長先生に聞かれても、全くの無反応・無言状態に・・・。
(・_・;)

そのため、校長先生は現地語でこう言いました。

「ほとんど何も喋ってくれないけど・・・、この方は本当に英語教師なんでしょうか?」
「それとも、この方の気分を害されるようなことを、何か言ってしまったんでしょうか?」
「ゲスト参加してもらうのは構いませんが、この方のお役に立てるのかとても心配なんですが・・・」

ううーむ・・・、校長先生の不安を招いてしまいました・・・(汗)。

なーんにも話そうとしない英語教師Aさんに理由を尋ねてみると、こーんなお返事でした。

「校長先生の英語は理解できるが、どう返事していいかわからない」
「下手な英語を喋って、授業を見学させてもらえなくなると困るからあまり喋りたくない」


■ 授業のゲスト参加の場にて
このまま、ゲスト参加にこぎつけてしまっていいんだろうか???
と迷ったものの、英語教師Aさんの強い希望もあったので、どーにかこーにかフォローして、校長先生の了承をもらいました。

で、校長先生に紹介してもらったのは、高校1年生対象の英語。
高校1年生の英語の授業ともなると、文法やったり本読んだりするワケじゃーなく、何かのテーマに沿って、英語で学び、英語でディスカッションするという授業なんですけどね・・・。

実は・・・
高校1年生対象と聞いた途端、

「うーん・・・、小学5年生ぐらいの英語の授業の方がいいんじゃないですか?」
「その方が、Aさんにとっても一緒に楽しく学べる場になると思うんですが・・・(汗)」
「ゲスト参加になっちゃうと思うので、Aさんも喋らないとダメだと思いますし・・・(滝汗)」
「高校生の授業だと、ディスカッションの嵐になっちゃうと思うんですが・・・(滝汗)」

と、私は忠告したんですが・・・

英語教師のAさん曰く、

「私は高校教師であって、小学校の教師じゃないんですよー!」
「なーんで、小学校の授業なんてみないといけないんですか!?」
「高校1年生の授業だったら、私にとって丁度いいんですよねー」
「高校生とも話せるいい機会だし、ワクワク〜♪」

と、高校1年生対象の英語の授業に、すっかりるんるんご機嫌モード・・・。

でも、私はその日時は仕事があるので同席出来ず。
めちゃめちゃ不安だったので、日本語を勉強して半年の高校1年生「Bさん」にフォローを依頼。

で・・・
後から授業の様子を聞くと、不安が見事に的中しました・・・。
因みに、テーマは「経済」だったそーです。

日本の経済に興味津々の生徒としては、Aさんに聞きたいことがてんこ盛り状態で、矢継ぎ早に質問攻め。
そのため、日本語を勉強して半年の高校1年生「Bさん」が必死にフォロー。
つたない日本語で、必死こいて通訳しまくり。

でも、日本語に通訳してもらっても、Aさんが話す言葉は「わからない」「知らない」「習っていない」だけで終始だんまり。
気まずーい雰囲気に終わってしまったそうです。


■ 英語教師Aさんの感想
英語教師のAさんから聞いた感想というか、愚痴というか嘆きというかは以下のとおりでした。

「教科書を開くことすらなく、ひたすら英語でディスカッションばかりしていて、教師があまり話さないなんて、授業とは言えない」
「日本だと見学者は見学するだけであって、授業に参加して意見を求められるなんて有り得ない」
「受験のための英語なら理解できるし教えられるけど、経済なんて専門用語だらけで全くわからない」
「それよりも何よりも、経済についてなんて何も知らない」

「そんな状況なのに、日本の経済について色々と質問され、日本語でも答えられないものを英語で答えるなんて絶対にムリ」
「仕事をしながら、自分の専門以外の勉強をしている暇なんて全くないし、そもそも興味を持つ余裕もない」
「日本の学校教師には研修制度もロクになく、勉強したければ自腹を切って、プライベートな時間を使ってやるしかない」

「せっかく自腹を切って来たのに、授業見学がちゃんとできないんじゃー、わざわざ来た意味がない」
「英語をどう教えているのかなどのテクニックを学んだり、いい教材が知りたい」
「だから、日本でやっているみたいな英語の授業を、参加するんじゃなくてゆっくり見学させてもらえる所を紹介してよ」

まだまだ修行が足りず、プチっとキレてしまったその時の私の返事はこうでした。

「日本でやっているみたいな英語の授業なんて、この国には存在しないんですぅぅぅ」
「たとえ小学生の授業を見学させてもらえたとしても、日本のそれとは全然違うんですぅぅぅ」

「言葉は道具の一つなので、言葉を使って一緒に何かをすることはあっても、言葉を学ぶこと自体が目的の授業になることはまずないんですぅぅぅ」
「そのため、英語を教えることしかできない英語教師は、教師として通用しないんですぅぅぅ」

「国籍も人種も混ざり合っている国ということもあり、学校内だろうと街中だろうと、外国人だからと特別扱いはしてもらえないんですぅぅぅ」
「ゲストも一緒に、且つ、平等に参加できるようにするのが、この国の人にとっての『おもてなし』でもあるんですぅぅぅ」

「日本でやっているみたいな英語の授業を見学したいとおっしゃるのなら、日本人学校に行って頼んだ方が、双方にとっていいんじゃーないでしょうか〜?」

-----


えーと・・・

実は、これが私にとって人生初の架け橋挑戦だったんですが・・・
見るも無残な大失敗に終わっちゃいました・・・。 (>_<、)

随分と前の話ですが、今思い出しても、地球の裏側までヘコみます・・・。
。。。(〃_ _)σ‖

授業を見学させてくれた英語教師にとっても、校長先生にとっても、
授業に参加していた高校生にとっても、フォローしてくれた高校1年生Bさんにとっても、
英語教師のAさんにとっても、サイアクですね・・・、これは・・・(滝汗)。
本当に、申し訳ないことをしてしまいました・・・。 (;´д⊂)

なんで、もっとうまくフォローできなかったんだろう・・・?
どうすれば、良かったんだろう・・・?

などと、海より反省する機会になりました。

お陰で、

「このような英語教師が生まれてしまう、仕組みの問題点は何なのか?」
「日本の教育制度は、どうあるべきなのか?」
「世界に通用する人材育成(人財育成)とは?」
「どうすれば、『グローバルな人材の育成(人財の育成)』や『グローバル人材(グローバル人財)』、『グローバル化』や『国際化』などの言葉を叫ばずに済むのか?」
国際競争力とやらとは、何がどう関係するのか?」


などについて心底考えさせられ、自分にできることを探したり行動したりする、いいきっかけにもなりました。(^^)
(と言いつつ、まだまだお役に立てていない自分にヘコみますが・・・)

うーむ・・・
皆さまは、どう思われますか?

日本の教育制度(企業内の人材育成なども含む)は、今のままでいいと思われますか?
世界に通用する人材(人財)の育成に、つながっていると思われますか?

YESであれば、なぜでしょうか?
NOであれば、なぜでしょうか?

どうすれば、日本の教育(共育)制度はもっと良くなるんでしょうか?
そのために、私たち一人ひとりができることって何でしょうか?


うーん、うーん、うーん・・・ (-''-)

思わず、考えさせられると思いません???
あ、モチロン、「自律的に」という意味で。


と言う訳で、「海外や日本の常識、グローバル化や国際化、グローバル人材などから自律的に考えて行動してみる」カテゴリとしては、


「海外の教育現場(共育現場)ってどんなの?自律性や主体性は育つ?」シリーズ


へ、続きまーす。(^^)/

ちょっと興味あるかも〜?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。(^^)





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「ヒト(組織)」「情報(IT)」を中心に、「三方よし経営」のお手伝いを行っております。(^^)/
「自律型人材育成」「自律的な組織づくり」などのご相談、
首を長ぁーくして、お待ちして申し上げております。 m(_ _)m



【追伸】
「・・・で、答えは何なの???」と思った方へ


よろしければ、以下の記事も見てやっていただけると嬉しいです。(^^)

「自分で考えて行動する「自律型人材」が育つ組織って?」ブログについて
「答えが見つからない、探しても解決策が見つからない原因って何だろう?」シリーズ
「自分で考える」と「独りで考える」って同じ?自律性などとの関係って?
「自立」とは?「自律」とは?その違いって?自律型人材とは?
「社長、上司、部下、会社組織にとって本当に必要な支援って何だろう?」シリーズ


この記事へのコメント
初めまして。
日本との違いに愕然とさせられました。
Aさんの感想から色々と想像してみましたが、どんな授業なのかよくわかりませんでした。
考えてみましたが、日本の授業しか知らないせいか、今ひとつわからないので教えて下さい。

Posted by KYUU at 2011年01月10日 18:51
KYUU 様

初めまして、コメントありがとうございます。

> どんな授業なのかよくわかりませんでした
すっ・・・、すみません。m(_ _)m
申し訳ございません、私が悪いんです。m(_ _)m

実はこの記事は、後日書く予定の記事の前フリでもあるんです・・・(汗)。

どんな授業なのかなどの補足も含めて、追々触れて行く予定ですので、今しばらく待ってやっていただけますよう、ひれ伏してお願い申し上げます。
m(_ _)m

こんなボログですが、呆れずに気長に付き合ってやっていただけると嬉しいです。
Posted by ネクストストラテジー at 2011年01月10日 21:54
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