2012年06月04日

失敗から学ぶ組織、同じ間違いを繰り返す組織の違いって何だろう?

「何回注意しても、どんなに教育しても、同じような失敗ばっか繰り返す従業員がいてマジ困ってるんだよねー・・・ ( ノД`) 」
「このままじゃー、また間違っちゃうじゃん、失敗しちゃうじゃん・・・、何で気づかないんだよー! (;゜Д゜) 」
「自分の頭で考えようとしないし、誰にも相談もしようとしないから失敗やらかしちゃうんだよなー、周りのことももうちょっと考えてから行動してくれりゃーいいのに・・・ (;´д⊂) 」

「失敗を恐れるとゆーか、間違うのを嫌がるとゆーか、チャレンジしようとしないとゆーか・・・、自発的に行動しようとしないとゆーか・・・、どんな教育をやればいいんだろ〜??? o( ̄_ ̄|||)o--- 」
「絶対に上手く行くやり方、絶対に間違わない方法、絶対に失敗しない方法って、なーんかないですかね〜? (;´Д`)ノ 」

「失敗を恐れるな!って言われても、怖いもんはやっぱり怖いんです・・・ o(><;)(;><)o 」
「なーんにも教えてくれないんだもん・・・、これじゃー失敗するに決まってるじゃん・・・、こんなのパワハラだよ・・・ (>_<、) 」

などなど・・・

「三方よしの経営相談」や、「自律型人材育成」「組織力の強化や向上」「経営に役立つ情報活用(IT活用・ICT活用)」などのお手伝いを行なっているせいか・・・
「爆発・炎上・崩壊組織」で消防のお手伝いを行なうこともあるせいか・・・

このような非常に切実な悩みを、お聞きする機会もあるんですが・・・
(;´・ω・`)

コレって、もしかしたら・・・

「取り返しのつかない失敗をしてしまう前にできることって何だろう?」シリーズ
現状把握ってどんな時に必要?何のため?対処方法や効果などとの関係って何だろう?
「組織じゃないとできないこと、組織でなくてもできることって何だろう?」シリーズ
「属人化とは?属人化する原因って?メリットやデメリットって何だろう?」シリーズ
「丸投げとは?丸投げした結果、失うものや得られるものって何だろう?」シリーズ
部下が質問しない、質問したくない、質問できない原因って何だろう?
マニュアル人間、主体性がない、指示待ち人間になる理由って何だろう?
指示通りに行動しない、細かく指示しないと行動できない理由って何だろう?
部下思いのいい上司が、パワハラ上司に変わってしまった原因って何だろう?
「上司や部下がうつ病になる組織、ならない組織の違いって何だろう?」シリーズ
売上が上がらない、利益が出ない、赤字になる本当の原因って何だろう?
「日本人の生産性が低い理由って?生産性の向上ってどういう事なんだろう?」シリーズ
「優秀な人材が辞める本当の理由、優秀な社員から辞める原因って何だろう?」シリーズ
「優秀な人材が見つからない、有能な人材が採用できない原因って何だろう?」シリーズ
「人材採用とは?従業員を雇用するのは何のため?誰のためなんだろう?」シリーズ
「事業継続計画とは?BCPのつくり方って?中小企業の生き残りとの関係って?」シリーズ
「失敗を繰り返すなどの根本的な原因の探り方とは?真因って何だろう?」シリーズ

などなどにも、ある意味関係するっちゃーするのかも〜???

なーんて感じたので・・・

そもそもの話・・・

失敗って、何だろーか?
どうして、失敗は起きるんだろーか?
何をどうすれば、失敗は起きないんだろーか?

本当の失敗って、いったい何だろーか?
何が本当の失敗で、何が本当の失敗じゃないんだろーか?
それは、誰がどーゆー基準でどう決めるんだろーか?

とか・・・

失敗することによって、失うものって何だろーか?
失敗することによって、得られるものって何だろーか?
それは、誰が失ったり得たりするんだろーか?

失敗することによって、本当に困るのは誰なんだろーか?
失敗することによって、実は困らないのは誰なんだろーか?

どんな失敗だったら、怖いんだろーか?
どんな失敗だったら、怖くないんだろーか?
どんな状況なら恐れを感じて、どんな状況であれば恐れを感じないんだろーか?

いつから失敗を恐れるようになったんだろーか?
赤ん坊の時は、どーだったんだろーか?
子どもの時は、どーだったんだろーか?
学生の時は、どーだったんだろーか?
社会人になってからは、どーだったんだろーか?

失敗とやる気やチャレンジ精神とはどう関係するんだろーか?
失敗と自律性主体性協調性などとはどう関係するんだろーか?
失敗と自分で考えて行動することとはどう関係するんだろーか?

失敗から学べることって、いったい何なんだろーか?
失敗から学べないことって、いったい何なんだろーか?

どんな組織だったら、失敗から学べるんだろーか?
どんな組織だったら、失敗から学べないんだろーか?

どんな教育(共育)だったら、失敗から学べるんだろーか?
どんな教育(共育)だったら、失敗から学べないんだろーか?

経営者の立場だからこそできること、できないことって何だろーか?
管理職の立場だからこそできること、できないことって何だろーか?
人事部(総務部)の立場だからこそできること、できないことって何だろーか?
一般従業員の立場だからこそできること、できないことって何だろーか?

自部門でできること、できないことって何だろーか?
他部門でできること、できないことって何だろーか?

自社でできること、できないことって何だろーか?
取引先でできること、できないことって何だろーか?

などなどについて、一緒に考えてみません? (^^)
あ、モチロン、「自律的に」という意味で。

ちょっと興味あるかも〜?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。(^^)/

えーと・・・

例えば、こんな本から考えてみるのはどーでしょう? (。・ω・。)ノ


「失敗学のすすめ」


■ 誰が読むと役立つ本?
特に経営者の方や管理職の方、人事部(総務部)の方などは、読んでおいてソンしない一冊かもしれません。
それも、先述した切実な悩み声を耳にしたことがあるのなら、いろんな意味で考えさせられる機会になるかも・・・。
あ、モチロン、一般従業員の立場であったとしても、「組織で働く人」であれば、読んみてもソンしない一冊でもあるかも・・・。
( ´・ω・`)フムフム


■ どんな内容なの?
引用でご紹介すると、こんなのでしょーか。( ̄∀ ̄)b


【失敗とは?】
とかく負のイメージがつきまといがちな「失敗」という言葉を『広辞苑』で調べてみると、

「やってみたがうまくいかないこと」
「しそこなうこと」
「やりそこない」
「しくじり」

などの説明が並んでいます。
それでは、「失敗学」における「失敗」は、いったいどのようなものを指すのでしょうか。

ここでは

「人間が関わって行うひとつの行為が、はじめに定めた目的を達成できないこと」

を失敗と呼ぶことにします。

別の表現を使えば、

「人間が関わってひとつの行為を行ったとき、望ましくない、予期せぬ結果が生じること」

とすることもできます。

「人間が関わっている」
「望ましくない結果」

のふたつがキーワードです。


【なぜ致命的な失敗が続くのか?】
人の心は意外に弱いものです。
強い負のイメージがつきまとう失敗を前にすると、誰しもつい

「恥ずかしいから直視できない」
「できれば人に知られたくない」

などと考えがちです。
失敗に対するこうした見方は、残念ながらいまでは日本中のありとあらゆる場面で見受けられます。

実際、負のイメージでしか語られない失敗は、情報として伝達されるときにどうしても小さく扱われがちで、「効率利益」と「失敗しないための対策」を秤にかけると、前者が重くなるのはよくあることです。
人は「聞きたくないもの」は「聞こえにくい」し、「見たくないもの」は「見えなくなる」ものです。

しかし、失敗を隠すことによっておきるのは、次の失敗、さらに大きな失敗という、より大きなマイナスの結果でしかありません。
失敗から目を背けるあまり、結果として、「まさか」という致命的な自己が繰り返し起こっているのだとすれば、失敗に対するこの見方そのものを変えていく必要があります。

すなわち、自己を防ぐ上でも、やはり失敗との付き合い方そのものを変えていくことが大きなポイントとなります。
忌み嫌うだけのいままでの方法には限界があることは、最近になって相次いで起こっている事故を見れば明らかです。
そこから一歩進んで、失敗と上手に付き合っていくことが、いまの時代では必要とされているのです。


【失敗のプラス面に目を向けよう】
失敗はたしかにマイナスの結果をもたらすものですが、その反面、失敗をうまく生かせば、将来への大きなプラスへ転じさせる可能性を秘めています。
事実、人類には、失敗から新技術や新たなアイデアを生み出し、社会を大きく発展させてきた歴史があります。

これは個人の行動にも、そのままあてはまります。
どうしても起こしてしまう失敗に、どのような姿勢が臨むかによって、その人が得るものも異なり、成長の度合いも大きく変わってきます。
つまり、失敗との付き合い方いかんで、その人は大きく飛躍するチャンスをつかむことができるのです。

人は行動しなければ何も起こりません。
世の中には失敗を怖れるあまり、何ひとつアクションを起こさない慎重な人もいます。
それではいっぱいを避けることはできますが、その代わりに、その人は何もできないし、何も得ることができません。

これとは正反対に、失敗することをまったく考えず、ひたすら突き進む生き方を好む人もいます。
一見すると強い意志と勇気の持ち主のように見えますが、危険を認識できない無知が背景にあるとすれば、まわりの人々にとっては、ただ迷惑なだけの生き方でしょう。

おそらくこの人は、同じ失敗を何度も何度も繰り返すでしょう。
現実に、失敗に直面しても真の失敗原因の究明を行おうとせず、まわりをごまかすための言い訳に終始する人も少なくありませんが、それではその人は、いつまでたっても成長しないでしょう。

また人が活動する上で失敗は避けられないとはいえ、それが致命的なものになってしまっては、せっかく失敗から得たものを生かすこともできません。
その意味では、予測される失敗に関する知識を得て、それを念頭に置きながら行動することで、不必要な失敗を避けるということも重要です。

大切なのは、失敗の法則性を理解し、失敗の要因を知り、失敗が本当に致命的なものになる前に、未然に防止する術を覚えることです。
これをマスターすることが、小さな失敗経験を新たな成長へ導く力にすることにもなります。

さらに新しいことにチャレンジするとき、人は好むと好まざるとにかかわらず再び失敗を経験するでしょう。
そこでもまた、致命的にならないうちに失敗原因を探り、対策を考え、新たな知識を得て対処すれば、必ずや次の段階へと導かれます。

そして、単純に見えるこの繰り返しこそが、じつは大きな成長、発展への原動力なのです。


【なぜ失敗に学ぶ必要があるのか?】
人はなぜ失敗に学ぶ必要があるのでしょうか。
学生たちへの指導を通じて痛感したのは、失敗することを決して否定的にとらえてはならないということです。

また、教育現場で真に求められていることは、正しい知識の伝達もさることながら、物事に挑戦し、失敗による体感・実感を基にして本当に使える知識を獲得させることです。
最初のうちに、あえて挫折経験をさせ、それによって知識の必要性を体感・実感しながら学んでいる学生ほど、どんな場面にでも応用して使える真の知識が身につきます。

この学習方法は、学生たちがそれまで慣れ親しんできた勉強方法とは明らかに異なります。
受験用の勉強は、与えられた設問への答えの出し方を最短距離で学ぶ、まさに合理的学習法ですが、残念ながらこれだけでは吸収した知識を本当に身につけることはできません。
とおりいっぺんの形だけの知識は身につくものの、それは深い部分にまでは根づかず、したがって本当の意味での自分の知識として使うことができないからです。

この隙間を埋めるには、やはり体感・実感がともなった体験学習が必要で、失敗することを厭わず、失敗体験を積極的に活用する必要があります。
これは、子どもの教育全般などにもそのままいえます。

「こうすれば失敗しない」
「こうすれば成功する」
「これはダメ、あれはダメ」

という教育方法では、やはり知識の表面的な理解しかできません。

そこに欠落している深い理解なしには応用力は身につかないのです。
無駄を省いた合理的学習法は好んで使われているものの、その弱点についてあらためて考え直す必要があります。

「小さな失敗を不用意に避けることは、将来起こりうる大きな失敗の準備をしていることだ」

ということを、もっと私たちは知るべきなのです。


【よい失敗、悪い失敗】
失敗には、「許される失敗」と、「許されない失敗」があります。
もっとわかりやすい表現を使えば、「よい失敗」と「悪い失敗」という言葉に置き換えることができます。

○ よい失敗とは?
「よい失敗」は、細心の注意を払って対処しようにも防ぎようのない失敗を指します。
もちろん、「よい失敗」でも、失敗が人を巻き込む事故などの形で現れた場合、多くの命が犠牲になることもあります。

それでもあえて「よい失敗」に数えているのは、起こってしまった失敗から人々が学び、その経験を生かすことで「未知」なる知識の発掘に成功したからです。
この功績がその後の技術の飛躍的進歩に結びついたわけですから、失敗が被害を生じさせたことは忌むべきこととはいえ、新たな知識を生み出した点は大いに評価すべきです。

「よい失敗」に数えられるもうひとつの失敗は、「個人にとっての未知」への遭遇です。
階層ピラミッドの最も底辺に位置する「個々人に責任のある失敗」の一群にあるもので、これらは個人の無知やミスによって起こります。

当然そのミスを起こした個人は、それによってなんらかのペナルティを受けるでしょう。
とはいえただ叱るだけでなく、その人の成長過程で必ず通過しなければならない失敗は、「よい失敗」と認めるべきです。
そして、いたずらに責任追及を行うことは避けなければなりません。

人間の成長は、失敗なしに語ることはできません。
成長の陰には必ず小さな失敗経験があり、これを繰り返しながらひとつひとつの経験を知識として自分のものにしていきます。
さらに小さな失敗から得た知識が次の大きな失敗を起こさないための軌道修正の働きをし、さらには次の成功へと転化していきます。

たとえば、世の中には、生まれながらにして社長の地位が約束された境遇にある人もいます。
しかしこの人が生まれながらにリーダーとしての資質、器を備えているわけではありません。

本当の意味でひとつの会社のリーダーになるには、その人に平社員から主任、課長、部長に至るまで、すべての社員が経験しながら獲得する知識が根づいている必要があります。
それは小さな失敗体験を繰り返しながら身につけるもので、その知識なくして社長だと威張ったところで、単なる飾りにすぎません。

人が成長する上で、必ず失敗しなければならない失敗があるのです。
これが「よい失敗」で、別の言葉を使えば「必要な失敗」といえます。
そして、「よい失敗」「必要な失敗」は、成長や発展を促すためにもどんどん経験すべきなのです。


○ 悪い失敗とは?
「よい失敗」と対比されものに、経験する必要のない「悪い失敗」があります。
これはどんな失敗かというと、端的にいえば、「よい失敗」に含まれない失敗がすべてこの「悪い失敗」だと考えてまちがいありません。

なにも学ぶことができず、単なる不注意や誤判断などから繰り返される失敗は、それが個人にしか影響を与えない小さなものでも、明らかに「悪い失敗」です。
本人にとってはまったく意味のない経験で、これを繰り返すことは、いたずらに失敗を重ねる悪い癖を身につけることになりかねないからです。

また、個人にとっては意味があるものでも、まわりに与える悪影響が大きいものはやはり避けるべきです。
ひとりの成長のために、まわりが多大な被害をこうむるというのはあまりにおかしな話です。
得られるメリットとデメリットを比較すれば、デメリットの方が圧倒的に多く、これも「悪い失敗」に含まれます。

原体験として失敗から知識を蓄積する場合、個々の失敗が致命的にならないように注意を払いながら、小さな失敗群の経験を積む必要があります。
また、いたずらに「悪い失敗」の経験を重ねても、それは個人の成長には結びつきません。

本来、経験的に学ぶべき「よい失敗」は、数としては意外に少ないものです。
失敗体験から本質的な部分を理解して知識にするには、わずかな自分の経験と、他人のいくつかの典型的な失敗体験の情報があれば十分なのです。


【ある部署の失敗から他部署が学べないケース】
よく見られる例が、ある部署で起きた失敗の情報が伝わらず、すぐ隣の部署で同じような失敗が繰り返されるケースです。

組織運営に応用されている樹木構造の中では、各系統の役割を限定し、意図して横のつながりを分断することがよく行われます。
関わる人間が、多くの知識を持たずに自分のパートだけを理解していれば仕事ができるという効率化を最優先した考え方で、これを理由に相互のリンクを意図して消すのです。

営業担当者は製造関係の知識を持たず、その逆に製造関係者が営業のことをまったくわからないというのは、効率重視で組織を構築したいまの組織ではよく見られます。
加えて、実際の会社組織の中では、活性化のために部署間で業績を競わせる競争原理などを取り入れることがあります。

その場合は、各部所管のリンクはさらに希薄になるので、同じ系統のすぐ隣に属する似た部署間でも情報が行き来することはなくなります。
このシステムは、上に立つ者が組織を効率的かつ自在にコントロールする上では効果的ですが、失敗情報を共有するためのなんらかの対策を打たなければ、同じようなつまらないミスをどこの部署でも繰り返す悪循環に陥る欠点を持ち合わせています。


【明確に役割分担を行っているがゆえに生じるケース】
明確に役割分担を行っているがゆえに生じる企画や計画の途中変更による問題で、いまや生産現場の失敗はほとんどがこのパターンで生じるといえるくらいで、まさに諸悪の根源になっています。

樹木構造を持った組織のひとつの部署が、いったん決まった内容をその作業途中で変更した場合、その変更内容は組織の中にあらかじめつくっている情報の伝達網に従ってすべて正確に伝達される建前になっています。
しかし実際にはその伝達に漏れや遅れが生じるための失敗です。

組織上はまったく別の系統に分類されていて扱われていても、その部品と部品の間に密接なリンクがあることはよくあります。
ところが、組織の中では、系統のちがう部署と部署の交流がないことが多く、一方の部署で改良のために寸法などの途中変更を行うと、その情報がもう一方の系統の部署にまったく伝わらず、結局失敗にいたるということが起こります。

これは、手配漏れ・連絡漏れという形で表れることもあります。
人事異動などをはさんだときに前任者と後任者の仕事の引継ぎがうまくいかず、発注漏れのような問題が生じて仕事が完全にストップしているのに、これに関連するまわりの部署で仕事をしている人たちが誰一人そのことにまったく気づかないというパターンです。

手配漏れ・連絡漏れは、日常の仕事の場面でしょっちゅう起こっていることです。
そういえばと思い当たる人が多いのではないでしょうか。

この手配漏れ・連絡漏れを防ぐには、「すぐに実行するの」というのが一番ですが、実際には目の前の仕事に追われて後回しになり、結局そのままになってしまうということがよくあります。


【失敗は成長する】
失敗の成長は、水をたたえるダムにたとえることができます。
小さな失敗という水が貯められていく過程で放水という防止策を打てば、決壊などの問題が生じる心配はまったくありません。

これを行わずに徐々に水を貯め込んでいくと、最も弱い部分にやがて小決壊が始まります。
それでもなお放水を行わずに放置してやくと、ある閾値に到達したときにはついてに大決壊が始まり、破滅に向かって一気に突っ走る、取り返しのつかない大失敗に成長してしまうのです。

大きな失敗が発生するときには、必ず予兆となる現象が現れます。
このときにしっかりとアンテナを張り巡らせば、必ず失敗の予兆を認識できるし、それに対して適切な対応をとれば、大きな失敗の発生を防ぐことも十分に可能です。
理屈として考えれば、これほど簡単な失敗回避の対策はありません。

しかし現実には、こうした失敗の予兆は放置されることがほとんどです。
なぜなら失敗は「忌み嫌うもの」であり、できれば「見たくない」という意識が人々の中にあるからです。
人間は「見たくないものは見えない」性質を持っています。

その挙げ句、失敗した人には必然的に起こった失敗の原因まで、未知や不可抗力という言動でごまかそうとする傾向もありますから、これでは大きな失敗があとからあとから出てくるのも当然です。

ひとつの失敗、ひとつの事故の真の原因をきちんと解明することは、同じ原因で起こる次の失敗の未然の防止にそのまま結びつくのです。


【「まさかこんなことが起こるとは思わなかった」のウソ】
「まさかこんなことが起こるとは・・・」が失敗を起こしたときの決まり文句になっていますが、多くの場合、言葉どおりに受け取ることはできません。

設備投資をせず、それでいて生産量を3割増、5割増にしたという背景があったり、技術の成熟の問題、生産コストのダウンなどの条件があれば、これを管理する側は、そのとき失敗の可能性も高まっていると考えるのは当たり前だからです。
予測できるはずの失敗を見逃した結果、大事故、大トラブルを招いたとすれば、「確信犯と同じ」と見られて厳しく責任を追及されるのは当然です。

さらにいえば、こういうケースでは、やはり企業活動を管理監督する行政の責任も大きいと思います。
設備投資なしに生産量が増えていれば、そこに失敗が発生する素地が成長しているのではないか、厳しい目で観察するのは監督者として当然の役割です。
これを怠って、危険な状態を放置することで結果的に大失敗の発生を陰ながら誘発する役割を担っていたならば、場合によっては、その責任は失敗者と同程度と見られてもしかたありません。

単純な理由で致命的な失敗が起こる原因は、大きくはこの2つです。

@ 技術が成熟していること
A 大増産、もしくはコストダウン対策やリストラ策がはかられているところ

逆にいえばこうした業界、企業を探せば、失敗は予測できます。
いまの日本で、この2項目に当てはまる業界や組織は、かなり多いのではないでしょうか。


【日本企業の抱える病根】
エコノミックアニマルなどと呼ばれ、かつて世界中から怖れられていた日本企業は、欧米という先例に学び、知識をすべて取り入れながら最大効率の経営スタイルを実現させてきました。

いいものも悪いものも含めてすべての知識を吸収し、その中で常にムダのない最短の道を選択する手法は、少なくとも世界に追いつけ追い越せと先駆者たちを追いかけていた1980年代までは大成功の要因になっていました。

ところが、立場が逆転して追われる立場となり、マーケットが成熟して消費者のニーズ多様化したいまとなっては、この方法はまったく通用しなくなっています。

お手本があれば得意の改良技術をもってして立ち向かうこともできますが、新たな創造を求められている中ではそれも思うようには使えません。

事実、いまでは大量生産で利益を上げてきた会社の多くが、マーケットの要求がわからず、製品が売れなくて苦しんでいます。

ムダを省くことは、効率化をはかる上では意味があっても、一方で蓄えられた知識や経験をますます貧しいものにしてしまう逆効果もあるのです。

その結果、企業の持つ企画力、創造力がどんどん衰退することは避けられませんが、ここにきて、そんな問題がすべて一気に噴出しています。

企業のみならず日本全体の問題として考えなければならないこうしたマネ文化のツケは、安全管理がまともにできずに、事件、事故をいたずらに繰り返している昨今の風潮の中にもはっきりと表れています。

背景にあるのは、お手本があって、決まりきったものをやれば失敗まで防ぐことができると考えていた社会全体に広がっているナンセンスな妄信です。

最大効率をお題目に、こうやればどうなるという仮想演習さえ禁じて、関連するはずの他部署の仕事の中身もまったく教えず、全体システムの中でそれぞれの関係の脈絡を断ち切ってきたので、日本企業の典型的な管理手法でした。
このやり方で、作業者を思考停止状態に陥れた挙げ句、失敗が起こったときの言い訳が

「思いもよらなかった」
「予測できなかった」

の決まり文句です。

「思いもよらなく」「予測できなく」させているのは何なのか、もう一度深く考えてみるべきです。
経営不振に苦しみ、事故やトラブルなどの失敗を繰り返す日本のいまの状態は、おごり高ぶり、健康管理を怠って病に倒れた病人の姿を彷彿とさせます。

-----


ううーむ・・・
どっ・・・、どうでしょう???

「げっ・・・、そっ、そーだったかのかー! ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!! 」
「こりゃー、ウチの組織ってばかなりヤバイのかも〜??? ヾ(.;.;゜Д゜)ノ 」

という方も、いらっしゃれば・・・

「ふぅーむ、ナルホドナルホド φ(.. ) 」
「そーか、そーゆーことか、ナットク ( ̄∀ ̄)b 」

という方も、いらっしゃれば・・・

「わかったよーなわからんよーな・・・ ( ̄д ̄;) 」
「やっぱ、頭がウニ状態じゃー!よくわからーん! \(  ̄曲 ̄)/ 」

という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?

世の中には全く同じ人間もいなければ、全く同じ企業も存在しないでしょーし・・・
全く同じ状況というのも、ないでしょーから・・・

全面的に鵜呑みにしてしまうのは、危険だとは思いますが・・・
どんな時にでも、画一的に当てはめてしまうのは危険だとは思いますが・・・

一理あるっちゃー、一理あるかも〜・・・?
とも、感じません?
(((( ;゜д゜))))アワワワワ

こーゆー考え方があったっていいのかも〜・・・?
なーんて、感じません?

ううーむ・・・、例えば・・・

社長や上司、部下、他部門への非難、批判、文句、愚痴で解決することって何だろう?
いち社員、いち管理職の問題を、組織の問題ととらえると見えることって何だろう?
誰にも相談しない、相談したくない、相談できない理由って何だろうか?
自律型人材は、一方的に教えて育てる教育で育てられるんだろうか?
「教育とは?」「共育とは?」から自律型人材について考えてみると?
「人材育成とは?何のため?誰のため?どんな時に必要なんだろうか?」シリーズ
手段の目的化とは?方法が目的や目標より優先してしまう原因って何だろう?
「管理職や人事部(総務部)が知っておきたいマーケティングに対する誤解って?」シリーズ
「日本人の強みや弱みとは?外国人には真似できないことって何だろう?」シリーズ
部下や上司、他部署の欠点、弱点、問題点ばかりが気になる原因って何だろう?
問題と課題の違いがわかると、やるべきことや手段なども見えて来るのかも?
問題に見えることも、視点を変えてみると組織力の強化につながるのかも?
不平、不満、不安って悪いことばかり?目的や目標、方針などとの関係って何だろう?
経営資源とは?中小企業での経営資源の見つけ方、活用方法、強化の仕方って?
経営に役立つ情報とは?必要な情報とは?何を基準に決めるんだろう?
人間にしかできないこと、コンピュータにできること、できないことって何?
現場力とは?現場って?現場力の強化や向上って何をどうすればいいんだろう?
組織力の強化・向上、強い組織づくりって何をどうすればいいんだろう?
改善、改革、革新、変革とは?違いとは?組織力などとの関係って何だろう?
無駄とは?経営で本当に無駄なことって?失敗などとの関係って何だろう?
「やる気、向上心、チャレンジ精神などが持てる組織ってどんな組織?」シリーズ
人材育成って研修のことだけ?従業員が成長する職場の組織的な特徴とは?
「タイムマネジメントとは?何のため?誰のため?生産性との関係って何だろう?」シリーズ
「戦略とは?経営戦略とは?戦術とは?戦略と戦術の違いって?」シリーズ
「管理職の仕事や役割とは?一般社員との違いって何だろう?」シリーズ
人事部の役割とは?総務部の仕事は何のため?誰のためにあるんだろう?
「経営とは?何をすれば経営?経営者の仕事って?経営者って誰?」シリーズ

などなども含めると、いろんな意味で考えさせられません? (^^)/
どっ・・・、どうでしょう???

個人的には・・・

完璧な人間なんて一人もいない
失敗を全くしない人間なんて一人もいない
不完全だからこそ人間

完璧な組織も存在しない
失敗を全くしない組織も存在しない


んじゃーないかな〜???

だとしたら・・・

せっかくの失敗をどう活かすかが大事

なんじゃーないかな〜???

過去は変えられないけど、未来は変えられる
ピンチをチャンスに変えられる、いい機会


とも言えるんじゃーないかな〜???
ヾ( ̄ω ̄〃)ノ

逆に言うと・・・

失敗から学ばないことこそ、最大の失敗

とも言えるんじゃーないかな〜???
(;´・ω・`)

なーんて、感じるんですけど・・・

どっ・・・、どうでしょう???
皆さまは、どう思われますか?


と言う訳で、「情報(書籍等)から、自律的に考えて行動してみる」カテゴリとしては、


社会に必要とされる企業、応援したくなる企業とは?いい会社って何だろう?


へ、続きまーす。(^^)/

ちょっと興味あるかも〜?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。(^^)





★★★ ネクストストラテジーは、三方よしの場づくり黒子サポーターです ★★★
「ヒト(組織)」「情報(IT)」を中心に、「三方よし経営」のお手伝いを行っております。(^^)/
「自律型人材育成」「自律型の組織変革」などのご相談
首を長ぁーくして、お待ちして申し上げております。 m(_ _)m



【追伸】
「・・・で、答えは何なの???」と思った方へ


よろしければ、以下の記事も見てやっていただけると嬉しいです。(^^)

「自分で考えて行動する「自律型人材」が育つ組織って?」ブログについて
「答えが見つからない、探しても解決策が見つからない原因って何だろう?」シリーズ
「自分で考える」と「独りで考える」って同じ?自律性などとの関係って?
「自立」とは?「自律」とは?その違いって?自律型人材とは?
「社長、上司、部下、会社組織にとって本当に必要な支援って何だろう?」シリーズ


posted by ネクストストラテジー at 06:40| Comment(0) | 情報(書籍等)から考えて行動してみる | 更新情報をチェックする
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