リニューアルも兼ねてブログお引越し中です

リニューアルも兼ねてブログをお引越し中です。
詳細については、以下の記事を見てやってくらぱいませませ〜。
(⌒人⌒)

リニューアルも兼ねてブログお引越しの予告


2016年12月15日

病気でも出勤するのが常識、病気で休みたくても休めない原因って何?

「病気だろーと何だろーと社会人たるもの何がなんでも出勤するのが常識って言われるんですけど、どーして病気なのに出勤しなきゃいけないんでしょうね・・・? (;´д⊂) 」
「病気なんだから休めばいいじゃんって思っていても、じゃあ実際のところ自分が病気の時に休めるかって言ったらやっぱり休めないんですよね・・・ 。。。(〃_ _)σ‖ 」

「会社の人たちがよく言う常識って何なのか、何が常識で何が常識じゃないのかイマイチよくわからないんです・・・ o(><;)(;><)o 」
「会社が言う常識って、いったい何なんでしょうね・・・? (o´д`o)=3 」

などなど・・・

このような素朴な疑問をお聞きすることもあるんですが・・・
フムフムフーム (`・ω・´) フムフムフーム

んでもって・・・

「三方よしの経営相談」や、「自律型人材育成」「組織力の強化や向上」「経営に役立つ情報活用(IT活用・ICT活用)」のお手伝いを行なっているからか・・・
「爆発・炎上・崩壊組織」で消防のお手伝いを行なうこともあるからか・・・
日本を含む世界各国の方々への、自律型人材育成(自律型人財育成)のお手伝い経験があるからか・・・

いろんな意味で、考えさせられるコトもあるんですけど・・・
ンーン (( ̄_ ̄*)(* ̄_ ̄)) ンーン

一見、全然関係ないように思えるかもしれないけど、コレってもしかしたら・・・

「日本人の生産性が低い理由って?生産性の向上ってどういう事なんだろう?」シリーズ
「日本の良さとは?外国人や海外経験のある日本人が感じる事って何だろう?」シリーズ
「日本人の強みや弱みとは?外国人には真似できないことって何だろう?」シリーズ
「国籍で選考する会社、国籍で選考しない会社の違いって何だろう?」シリーズ
「英語などの外国語の知識があってもコミュニケーションがとれない原因って?」シリーズ
「外国人と話すには英語、海外では英語が必要って本当なんだろうか?」シリーズ
「海外の教育現場(共育現場)ってどんなの?自律性や主体性は育つ?」シリーズ
「グローバル人材とは何だろうか?グローバル化や国際化って?」シリーズ
人間にしかできないこと、コンピュータにできること、できないことって何だろう?

などなどにも、ある意味関係するっちゃーするのかも〜???

なーんて感じたのと・・・

「日本ではコレが常識!」
「日本ではコレが当たり前!」
「日本ではコレが普通!」

って、思い込んでいればいる時ほど、こーゆー疑問って意外と大事なのかも〜?
( ̄  ̄;)

例えば、壁にぶち当たっちゃっている時とか・・・
煮詰まっちゃっている時とか・・・
ドツボにハマって抜け出せなくなっちゃっている時とかに・・・

意外なヒントになる場合もあったり、突破口が見えて来たりする場合ももしかしたらあるのかも〜?
o(*⌒O⌒)b

なーんて感じるコトもあったりなんかするので・・・

一緒に考えてみません? (^^)
あ、モチロン、「自律的に」という意味で。

ちょっと興味あるかも〜?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。(^^)/

んーと・・・

日本の会社でも海外の会社でも勤めた経験がある人の、例えばこんな声から考えてみるのはどーでしょう?
ステレオタイプなイメージを持たれると困るので、海外の国名はあえて伏せてあるっす


■ Aさんの声
日本の会社に勤めていた時は、病気だろーと何だろーと休んだことがなかったんですよ。
だって、それが当たり前だし常識だって思い込んでいたから。

入院しなきゃいけないような重病ならともかくとして、ちょっと風邪ひいたぐらいで欠勤するなんてあり得ない!って感じでしたし。
上司も部下もみんなそうでしたし、それが当たり前って感覚の企業風土だったんですよね。

なので、体調管理も仕事のうちって感覚でしたし。
体調管理を怠っていた自分が悪いから体調を崩したのであって、それってやっぱ自業自得だし、体調を崩しても休めないってわかっているし、自分がしんどい思いをするだけだから、普段から相当気をつけてましたよ。

帰宅したら手洗いとうがいは、毎日絶対にやっていましたし。
風邪の季節の時に通勤電車の中でマスクをしたり、風邪をひいた家族がいたら自宅でもマスクしたりとか。

それでも風邪ひいちゃった時には、薬を飲んでマスクして出勤していました。
熱があっても、ふらふらでも、めちゃくちゃしんどくても、とにかく出勤していましたし、残業もフツーにしていましたね。

「いやー、風邪ひいちゃってさー」
「熱があるんだよねー、でもがんばらないとねー」

って、会社でよく言っていましたよ。
もちろん、私だけじゃなくみんな。

病気でしんどくても、みんなで一緒にがんばっているんだって連帯感や一体感みたいなものも感じていましたねー。
ああ、この人もしんどいのにがんばっているんだって評価もしていましたし。

それでもどーしても欠勤せざるを得ない時には、有給を使って休んでいました。
ってゆーか、有給は万が一休むことになった時のためにって感覚だから、何かあった時のために極力使わないように溜め込んでしましたよ。

と言っても、自分が病気の時に有給を使って休むことはほとんどありませんでしたけど。
休んでも、子どもに何かあった時ぐらいでしたし。

それも本当にどーしよーもない時に、やむを得ず有給を使って休むって感じでしたよ。
とってもとっても罪悪感を感じながら。

こーゆーのって、日本の会社に勤めていると当たり前の風景になっていますよね。
それが当たり前だし常識だから、疑問すら持ったことがなかったし。

実際、私もそうだったんですけどね。
それが当たり前だし常識だって思っていたし、疑問すら持ったことがありませんでしたよ。

でもねー、海外赴任でこの国に来てこの国の会社に勤めるようになってから、その常識が全く通用しないって痛感させられたんですよ・・・

最初のうちは、かなり腹を立てていたんですけどね。
今まで常識だって思っていたことがあまりにも通用しなさ過ぎるし、全く理解できなくて。

この国の人たちって、なーんでこうぽんぽんぽんぽん休むかな〜???
コレじゃー、仕事にならないよなー!!

協調性がないにもホドってもんがあるよなー!!
もっとマジメに仕事しろよなー!!
取引先や職場の人間のことをもっと考えて働けよなー!!

コイツら、仕事を完全にナメているよなー!!
会社に甘えすぎているよなー!!
会社に対する忠誠心のカケラもないよなー!!

体調管理ぐらいしろよー
体調崩すなよー!!
肝心な時に休むなよー!!

って、イライラしていましたよ。

やれ風邪ひいただの何だのって理由をつけて、ちょっとしたことでもすぐに欠勤しちゃうし。
長期間の有給を取得していて、いない人もいっぱいいるし。

その上、病欠と有給取得は別って考え方だし。
つまり、病気の時に有給を使って休むって考え方そのものが存在しないし。

だから、病欠で散々休んでおいて、長々と有給を取って休む人だらけだし。
それが当然って顔をしているし。

こーゆーのが日常茶飯事だったので、イヤでイヤでたまりませんでした。
早くに日本に帰りたいよー!!早く日本で仕事したいよー!!って、ホームシックになったこともありましたね。

そうやってイライラしながら仕事をしていたんですけど、ある日のこと、ついに体調を崩してしまったんですよ。
日本にいた時以上に、この国に来てからも体調管理に気を遣っていたんですけど、海外生活での疲れが出たのかもしれません。

でも、この国での仕事に早くなれなきゃいけないって思っていたし、体調を崩したと言っても熱があるぐらいだったので、がんばって出勤したんですよ。
海外で病院に行くのは言葉の面からも文化的な面からも不安だったので、日本から市販薬をいっぱい持ってきていたし、薬を飲んでいればそのうち治るだろうって思っていたし。

しんどいのにがんばって出勤して来たのに、しんどそうだって見たらわかると思うのに、「大丈夫?」とか「ムリしないでね」とかって全然言ってくれなかったんですよ・・・
同じ職場の人間に対して気遣いもなければ、優しさもないって悲しいですよね・・・

もしかして気づいてくれていないのかなー?って思ったので、「今日は風邪ひいちゃって熱があるんだよねー」って言ってみたんですよ。
そしたら、職場の人たちはものすごーく不思議そうな顔をして、こんな風に言われちゃったんですよ。

「病気なのに、どーして出勤して来るの?」
「病気なのに、どーして休まないの?」

って。

いやいや、だって仕事があるじゃんって答えたら、

「仕事より、自分の身体の方が大事でしょ?」
「病気の時に仕事したって、仕事にならないでしょ?」

「病気が治って元気になってから、思う存分仕事すればいいんじゃないの?」
「早く帰って寝たら?」

って、あっさり言い返されちゃったし・・・
こりゃー何をどう言っても理解してもらえそうにないなー、スルーして仕事しようって思って仕事をしていたら、

「あのさー、病気なんでしょ?」
「病気の時は休むのが常識でしょ?」
「出勤しても病気が長引くだけでしょ?」

「何のために、病気の時に出勤して仕事をするの?」
「誰のために、病気の時に出勤して仕事をするの?」
「病人が出勤して仕事して、誰にメリットがあるの?」

「病気の時にいくらがんばったって、生産性は上がらないよね?」
評価も下がるだけだよね?」

「コッチもウイルスを撒き散らされるだけだから、はっきり言って大迷惑だし」
「こんな常識すらないってレッテルを貼られて、評価も下がっちゃうだけだよね?」

「病人が職場にいても誰のためにもならないし、本人にとっても周りにとっても誰にとっても、いいことなんて一つもないよね?」
「何か間違ったこと言っています?」

「だから、とっとと帰って寝てください」
「そして、ちゃんと治ってから出勤してください」

って、言われちゃったし・・・

日本とは文化が違い過ぎるんだよなー
こんなことを言われてもナットクできないよなー

でも、「郷に入れば郷に従え」と言うしなー・・・
こんなつまらないことで人間関係が悪くなっても困るしなーって思ったので、休んでみることにしたんですよ。

1日だけ休もうと思ったんですけど、次の日に出勤してもまた同じことを言われそうだったので、思い切って3日間だけ休んでみたんですけどね。
罪悪感も感じるし、どーも落ち着かなくて、結局、自宅でコッソリ仕事しちゃっていましたけど。

最初のうちは、どーも居心地の悪さを感じていたんですけどね・・・
でも、こーゆーことを何度か繰り返していくうちに、今ではすっかり慣れちゃったんですよ。
慣れちゃっただけじゃなく、病気だったら休むのが常識って考え方に変わっちゃいましたね。

今では、遠慮なく休むようになりましたよ。
罪悪感も全く感じなくなりましたし、むしろ当然のことだと思えるようになりましたし。

誰かが病欠とか有給とかで休んでいても、何とも思わなくなりましたし。
病欠?あっそう、お大事に。
有給?おおっ、そーか、楽しんで来てねって感じ。

だってお互い様ですしね。
誰か一人がいないだけでガタガタになっちゃったら、組織で仕事をしているとは言えないでしょーし。

変われば変わるものですよね。
我ながらビックリですよ。

ってゆーか、よくよく考えてみたら、どんなに気をつけていても誰だって病気になることぐらいあるんだから、「病気の時は休むのが常識」なんですよね・・・
それなのに、「病気だろーと何があろーと、とにかく出勤するのが常識」って思い込んでいたんでしょうね・・・???

この国に来ていなければ、一生気がつかなかったかもしれません・・・
労働者の権利なんて、今まで考えたことすらありませんでしたし。

今まで意識したことがなかったけど、それだけ「井の中の蛙」だったってことなんでしょーかね???
日本で生まれ育って、日本の教育を受けて、日本の学校や日本の会社しか知らなかったからなんでしょーかね???

今では、この国でずぅーっと働いてもいいかも?と思えるようにもなりましたね。
この国に来た当時は、あんなに日本が恋しくてホームシックになったくせに。

日本に帰ったらまた、仕事仕事仕事まみれの仕事最優先のあの生活をしなきゃいけないのか・・・
人間らしい働き方とは決して言えないあの生活に、どーやって感覚を戻せばいいんだろう???

病気の時なんかに休んだりしたら、周りから白い目で見られまくっちゃうだろーし・・・
ただでさえ海外帰りって差別的な目で見られるだろうに、さらにヘンなヤツ扱いされちゃいそうだし・・・

協調性がないヤツとか、使えねぇーヤツってレッテルを貼られちゃうかもしれないし・・・
ヘタしたら、リストラされちゃうかもしれないし・・・

って考えただけで、今では憂鬱になっちゃうぐらいですよ・・・
ああ・・・、ヤダヤダ・・・、日本社会ってどーしてこうなんでしょうね???

そりゃーねー、この国で暮らしていると不便に感じることとか不満に感じることとかもいっぱいありますよ。
治安だって日本の方がずっとずっといいですし、サービスも日本の方がはるかにいいですし何かと便利ですし。

この国で生活していると、

客をナメ過ぎ!
二度と頼むか!
カネ返せ!
少しは、日本の「おもてなし」の心を見習え!

って、めちゃくちゃ腹が立って怒り狂いたくなることも正直言ってありますけど。
あまりにも頻繁にあるから、もう慣れちゃいましたし、いちいち怒っていたらコッチがもたないし。

でも、日本みたいに「お客様は神様」で「お客様第一主義」の国なんて、他の国ではまず有り得ませんからね・・・

労働者として考えると、この国で働く方がずっと人間らしく働けるように感じるんですよ。
「食べるために働くもの」とか「仕事は人生の一部に過ぎない」とかって感じられるんですよ。

消費者としては不便や不満を感じることがあっても、労働者として考えると、これぐらいの不便さや不満ぐらいだったら許容範囲なのかな?って。

だって、消費者と労働者って表裏一体ですからね・・・
私たちは消費者であると同時に、労働者でもあるんですから・・・

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うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???

「そっ・・・、そーだったのかー! ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!! 」
「だからかー!!だからだったのかー!! ヾ(.;.;゜Д゜)ノ 」

という方も、いらっしゃれば・・・

「ナルホド・・・、ちょっぴりわかった気がするかも・・・ ヽ(´ー`)ノ 」
「あ、なーんだー、そーだったんだ〜 (〃▽〃) 」

という方も、いらっしゃれば・・・

「わかったよーなわからんよーな・・・ ( ̄д ̄;) 」
「やっぱ、頭がウニ状態じゃー!よくわからーん! \(  ̄曲 ̄)/ 」

という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?

他にも、例えば・・・

「組織じゃないとできないこと、組織でなくてもできることって何だろう?」シリーズ
「自分で考える」と「独りで考える」って同じ?組織力などとの関係って?
対症療法とは?会社の現状そのものに対処しようとすると何が起こるんだろう?
「根本的な原因とは?真因とは?今見えている問題って本当の問題?」シリーズ
「内向きな組織とは?内向き志向とは?内向きな組織になる原因って何だろう?」シリーズ
「うちの会社は特殊、うちの業界は特別というのは本当なんだろうか?」シリーズ
「強い組織の作り方とは?強い組織か弱い組織かの判断基準って何だろう?」シリーズ
「属人化とは?属人化する原因って?メリットやデメリットって何だろう?」シリーズ
「丸投げとは?丸投げした結果、失うものや得られるものって何だろう?」シリーズ
部下思いのいい上司が、パワハラ上司に変わってしまった原因って何だろう?
「上司や部下がうつ病になる組織、ならない組織の違いって何だろう?」シリーズ
「人手不足とは?人材不足とは?人手不足や人材不足になる本当の原因って?」シリーズ
「人材定着率を上げるには?社員定着率をアップしたい理由から気づく事って?」シリーズ
「優秀な人材が辞める本当の理由、優秀な社員から辞める原因って何だろう?」シリーズ
「優秀な人材が見つからない、有能な人材が採用できない原因って何だろう?」シリーズ
「人材採用とは?従業員を雇用するのは何のため?誰のためなんだろう?」シリーズ

などなども含めると、いろんな意味で考えさせられちゃいません? (^^)

ふーむ・・・、こーやって考えてみると・・・

まだ見えていないだけで・・・

意外なところにヒントがいっぱい溢れている
おお〜っ ━━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━━ 見っけ〜♪


のかも〜???

なーんて、感じません? (〃▽〃)

どっ・・・、どうでしょう???
皆さまは、どう思われますか?


と言う訳で、「海外や日本の常識、グローバル化や国際化、グローバル人材などから自律的に考えて行動してみる」カテゴリとしては、


「普通とは?一般的とは?当たり前とは?誰がどんな基準で決めるんだろう?」シリーズ


へ、続きまーす。(^^)/

ちょっと興味あるかも〜?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。(^^)





★★★ ネクストストラテジーは、三方よしの場づくり黒子サポーターです ★★★
「ヒト(組織)」「情報(IT)」を中心に、「三方よし経営」のお手伝いを行っております。(^^)/
「自律型人材育成」「自律型の組織変革」などのご相談
首を長ぁーくして、お待ちして申し上げております。 m(_ _)m



【追伸1】
「・・・で、答えは何なの???」と思った方へ


よろしければ、以下の記事も見てやっていただけると嬉しいです。(^^)

「自分で考えて行動する「自律型人材」が育つ組織って?」ブログについて
「答えが見つからない、探しても解決策が見つからない原因って何だろう?」シリーズ
「自分で考える」と「独りで考える」って同じ?自律性などとの関係って?
「自立」とは?「自律」とは?その違いって?自律型人材とは?
「社長、上司、部下、会社組織にとって本当に必要な支援って何だろう?」シリーズ


【追伸2】
「三方よしって、何???」
という方は、よろしければ以下のページも見てやってもらえると嬉しいです。(^^)


三方よしって、何だろう?



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