「国籍差別とか人種差別とかって言葉も聞くから、国籍で選んだらやっぱダメなのかな〜??? (;゜д゜) 」
などなど、人材採用に関連して、このような声をお聞きすることもあるんですが・・・
(;´・ω・`)
んでもって・・・
「三方よしの経営相談」、「組織人事戦略(戦略的な組織づくり)」、「人材育成戦略(戦略的な人材育成)」、「経営に役立つ情報活用(IT活用・ICT活用)」などなどのお手伝いを行なっているからなのか・・・
「爆発・炎上・崩壊組織」で消防のお手伝いを行なうこともあるからなのか・・・
いろんな意味で考えさせられるコトもあるんですけど・・・
ンーン (( ̄_ ̄*)(* ̄_ ̄)) ンーン
一見、全然関係ないように思えるかもしれないけど、コレってもしかしたら・・・
■ 「日本の良さとは?外国人や海外経験のある日本人が感じる事って何だろう?」シリーズ
■ 「日本人の強みや弱みとは?外国人には真似できないことって何だろう?」シリーズ
■ 「日本人の生産性が低い理由って?生産性の向上ってどういう事なんだろう?」シリーズ
■ 「国籍に関する質問を外国人に日本人が質問してしまう理由って何だろう?」シリーズ
■ 「英語などの外国語の知識があってもコミュニケーションがとれない原因って?」シリーズ
■ 「外国人と話すには英語、海外では英語が必要って本当なんだろうか?」シリーズ
■ 「簡単な日本語、やさしい日本語、外国人が理解できる日本語って?」シリーズ
などなどにも、ある意味関係するっちゃーするのかも〜???
なーんて、感じることもあるので・・・
一緒に考えてみません? (^^)
あ、モチロン、「自律的に」という意味で。
ちょっと興味あるかも〜?
って言ってくださる方は、お付き合いいただけると嬉しいです。(^^)/
んーと・・・
中小企業の経営者の立場の方からお聞きすることもある、例えばこんな声からまずは考えてみるのはどーでしょう?
■ Aさんの声
人材採用の時に、国籍で選考することがあるかって?
いいえ、国籍で選考することはありません。
少なくとも今後は。
実は、今までは日本国籍の人だけを雇用していたんですよ。
国籍で差別していたつもりはなかったんですけど、今思えば、これってやっぱり国籍差別ですよね。
私自身、海外に全然縁がないからなのか、外国語も話せないし、どーも外国人が苦手で・・・
正直言って、外国人とどう接していいのかわからないし、外国人と接するのが怖かったんです。
外国語嫌いで、英語ですらできないことにコンプレックスがあって、外国人慣れしていない典型的な日本人って感じだったんでしょーね。
だけど、あるきっかけのお陰で、考え方がようやく変わったように思うんです。
きっかけはとゆーと、よく行くお店で店員さんと接した時でした。
それまでの自分が無知過ぎて、かなり恥ずかしい話ですけど、私自身やうちの従業員がそうだったように、同じような人って意外とたくさんいるかもしれないので、恥をさらしちゃいますね。
たまたまその日は、いつも接している顔見知りの店員さんに質問したんですよ。
その後、ちょっとした世間話になったんですけどね。
すごく感じのいい店員さんだなー、名前を覚えておこーっと思って、店員さんの名札を見てビックリ。
名前がどう見ても、日本人の名前じゃなかったんですよ。
そのお店にはよく行くんですけど、その店員さんが外国人だったなんてそれまで全く気づかなかったんです。
日本語が流暢過ぎて。
我ながらビックリでしたね。
外国人が怖かったくせに、自分の知らぬ間に外国人と接していたなんて。
それと同時に、なーんだ、そーだったのかー!!とも思いましたよ。
外国人 = 日本語が話せないものだって変な思い込みがあったんでしょねー、きっと。
なーんだ、日本語で話してもいいんだー。
外国人だからと言って、外国語で話さなきゃいけないわけじゃないんだー。
そう思うと、ものすごーく気が楽になりましたよ。
それまで、外国語が話せないから外国人がナントナーク怖い、だから外国人を雇いたくないってだけだったとゆーのが、よぉーくわかりました。
よくよく考えてみたら、外国語 = 外国人ってわけじゃないのに、同じ人間同士なのに、よくわからなかったから怖かっただけなのかもしれませんね。
外国人とは外国語で話さなきゃいけない。
外国人と外国語で話すと、外国語ができないから恥を晒す。
自分が恥ずかしい思いをしたくないから、外国人と接するのが怖いし、絶対にイヤだ。
って、思っていたってことも大きいんでしょーけど。
だとしたら、怖かったのは外国人じゃなくて外国語ですよね。
だけど、外国人と日本語で話せるのであれば、日本国籍の人にこだわる必要はありませんよね。
日本語でコミュニケーションが取れるのなら、外国人の人を採用しても支障ありませんよね。
そう確信できたので、今後は国籍で選考することはありません。
従業員の中にも、私と同じような思い込みを持っている人がいたんですよ。
外国人が怖いと感じる人とか、外国人が嫌いと思っている人とか。
そーゆー従業員には、外国人とまずは日本語で話してみてもらっています。
そしたら、なーんだ、そーだったのかー!!って、みんな言っていますよ。
その様子を見て、
おお〜っっ、心の鎖国がお主も解けたか〜っっ
心理的なハードルが一挙に下がったか〜っっ
って、ニンマリしています。
日本語で話せるとわかった途端、ナントナーク怖いと思い込んでいた外国人への恐怖心とか偏見とかがなくなって、ひとりの人間として接することができるようになるみたいですね。
もしかしたら、知らない、わからないからナントナーク怖くて、それが変な思い込みや差別につながっていることってあるのかもしれませんね。
多文化共生がどーのとか、多様性がどーのとか、グローバルがどーのとかって聞くけど、実はこんなちょっとした小さな小さな一歩から始まるのかもしれませんね。
■ Bさんの声
人材採用の時に、国籍で選考することがあるかって?
いいえ、国籍で選考することはありません。
少なくともこれからは。
と言っても、以前は国籍で選考していたって意味ではありません。
国籍ってものを、以前は意識したことすらなかったと言った方がいいのかも?
実は以前は、国籍云々について考えたことすらなかったんですよ。
つまり、日本国籍の人だから採用するとか外国籍の人だから採用しないとかって以前の状態だったんです。
そもそも、外国籍の人が求人に応募して来るなんて夢にも思いもしませんでしたし。
実際、外国籍の人が応募して来たことが今まで一度もなかったんです。
そのせいか、日本人のみを想定して選考していて、結果的に日本人のみをたまたま採用していたってことなんです。
お恥ずかしい話ですが、特に何も考えることなく疑問を感じることもなく。
日本は単一民族国家だから、日本には日本国籍の人しかいないとでも思い込んでいたのかもしれません。
外国籍の人は観光客ばかりだから、日本で働くことは有り得ないだろうとでも思い込んでいたのかもしれません。
いずれにしても、国籍を全く意識していなかったのが事実ですね。
いい意味で意識していなかったのではなく、悪い意味で意識していなかったんだと思います。
今思えば、とんでもなく無知で無関心ですよね。
なーんにもわかっていなかったし、知ろうとすらしていなかったと思います。
ガラパゴスもいいところですよね。
経営環境の変化を、日々肌で感じていたつもりだったんですけど、これじゃー井の中の蛙ですよね。
だけど、今はそーゆー時代じゃありませんよね。
グローバルな時代なんですから。
■ Cさんの声
人材採用の時に、国籍で選考することがあるかって?
いいえ、国籍で選考することはありません。
少なくともこれからは。
実は、以前は日本人しか採用するつもりがなかったんです。
だって、日本企業ですから。
何と言ったらいいか、日本企業なんだから日本人を採用するのが当たり前ってゆーか、それが普通だって思い込んでいたと思うんです。
だけど、よくよく考えてみたら、これっておかしな話ですよね。
そもそも、日本企業の定義すらわかっていなかったんですよ。
考えたことすらなかったと言った方がいいのかもしれませんけど。
国籍についても、全然わかっていませんでしたね。
とんでもない勘違いをしていましたよ。
日本企業の定義すら知らなかったのに、どんな会社が日本企業でどんな会社が日本企業ではないってことすら知らなかったくせに、考えたことすらなかったくせに、日本企業だからって理由で、これまたよくわかってもいない国籍で選考するっておかしいんじゃないかな〜???
って感じたんですよ。
日本企業と一口に言ってもいろんな企業があって、従業員が外国人の会社もあれば、経営者が外国人の会社もあるんですよね。
自社がそうでなかったとしても、取引先がそーゆー会社の場合だってありますよね。
それぐらい知っているつもりだったんですけど、全然わかっていませんでしたね。
だから、日本企業 = 経営者も従業員も全員、日本人じゃなきゃいけないって、ヘンな先入観があったのかもしれません。
だけど、よくよく考えてみたら、今はグローバルな時代ですよね。
日本国内だけでビジネスが成り立っていた時代ではありませんし、取引先も含めて日本人のみで何でもかんでも全てできるって時代でもありませんよね。
日本人が海外で働くのが珍しくないのと同じように、外国人が日本で働くのも珍しくない時代なんですから。
実際、コンビニとかファミレスとかドラッグストアなどの身近なところで、働いている外国人がいっぱいいますしね。
日本伝統工芸とか日本伝統芸術とかだって、そうですよね。
外国人が弟子入りしたり跡を継いだりすることだってありますよね。
少子高齢化の時代、日本国籍の人じゃなきゃヤダ!なーんて贅沢を言っている場合じゃーありませんもんね。
事業継続の観点から考えても、非現実的過ぎますよね。
日本国籍の人にこだわるあまり、後継者不足とか人手不足とかに陥るなんておかしいですもんね。
後継者がいなくて廃業するとか、人手不足で倒産するとかなんて、絶対に避けたいものですよね。
取引先のためにも、従業員のためにも。
■ Dさんの声
人材採用の時に、国籍で選考することがあるかって?
ないですね。
国籍と仕事の能力とは何の関係もありませんし。
日本国籍の人であっても、優秀な人材もいれば優秀とは言えない人材もいますよね。
それと同じことで、外国籍であっても、優秀な人材もいれば優秀とは言えない人材もいるでしょーから。
もっと言うと、優秀な人材なのかどうなのかって、国籍も性別も年齢も学歴も配偶者の有無も障がいの有無も関係ありませんよね。
例えば、大卒や大学院卒の高学歴であっても、優秀な人材もいれば優秀とは言えない人材もいますよね。
中卒や高卒の人であっても、優秀な人材もいれば優秀とは言えない人材もいますよね。
健常者であっても、優秀な人材もいれば優秀とは言えない人材もいますよね。
障がいがあっても、優秀な人材もいれば優秀とは言えない人材もいますよね。
結局、履歴書から判断できることってないんですよね。
それでなくても、日本の履歴書は差別につながるって指摘もありますし。
写真の添付もアウト、性別記入欄もアウトって国もあるぐらいですよね。
結局のところ、その人の働き振りを見てからでないと判断できないものじゃないですか。
それは、日本国籍だろーと外国籍だろーと、同じだと思うんですよ。
もちろん、母国語が日本語ではない人には、それなりの配慮が必要になりますよね。
だって、どんなに日本語ができる人であったとしても、ネイティブスピーカーではないんですから。
日本語力が全くゼロの場合はともかくとして、日常会話がある程度できれば何とかなると思うんです。
日本人が配慮さえすれば、コミュニケーションが成り立ちますよね。
実際、取引先の会社の社長さんは、母国語が日本語ではない外国籍の人なんですけど、日本語で話していても特に支障はありませんし。
何と言っても気が合う人なので、話していても楽しいし、話がすごく弾むんです。
その社長さんは、今ではビジネスの話を日本語でできるぐらい日本語がかなり上手なんですけど、だからと言って、日本人にしか理解できないような難しい日本語を手加減なしで話すのはどーかと思うので、なるべく簡単な日本語を選ぶなどして配慮して話すようにしています。
と言っても、どんな日本語なら簡単なのか、やさしい日本語なのか、最初はよくわからなかったんですけどね。
ネイティブスピーカーであるが故に。
ですから、外国人にとっての日本語を私も少し勉強したんです。
何気なく使っている日本語を客観的に知るのって、なかなか面白いものですよ。
それこそが、コミュニケーションってものじゃないですかね?
逆の立場で考えたら、わかりますよね。
例えば、手加減なしの英語でベラベラと一方的に喋られたらイヤじゃないですか?
どんなにがんばって仕事しようと思っていても、心が折れちゃいませんかね?
どんなに優秀な人であっても、能力が発揮できなくなっちゃいませんかね?
それと同じことだと思うんです。
非ネイティブスピーカーに、ネイティブスピーカーである日本人と全く同じ日本語力を求める方が間違っていると思うんですよ。
例えば、障がい者で考えてもそうじゃないですかね?
どんなに優秀な人材であったとしても、障がいがあるが故にどーしてもできないこともあるので、その部分に関しては配慮するのが当然じゃないですかね?
性別で考えてもそうじゃないですかね?
どんなに優秀な人材であったとしても、女性であるが故に男性のように重いものが持てないこともあれば、女性であるが故に生理痛もあれば妊娠・出産することもあるので、その部分に関しては配慮するのが当然じゃないですかね?
それと同じことだと思うんです。
結局、働きやすい環境を整えないから、人手不足に陥るんじゃないですかね?
優秀な人材から、どんどん辞めて行ってしまうんじゃないですかね?
■ Eさんの声
人材採用の時に、国籍にこだわるかって?
国籍には全くこだわりませんね。
当社にとって本当に必要な人材であれば、日本人だろーが外国人だろーがそんなの関係ありません。
確かに、言葉の面とか文化の面とかで、日本人よりも外国人の方が大変な点があるのは事実だと思います。
だけど、ひとつひとつクリアして行けばいいことですよね。
働きやすい環境を整えるって観点で言えば、カタチや中身は違っても、日本人も外国人もないと思います。
外国人に対してできないのであれば、日本人に対してもできないのでは?とも思いますし。
ってゆーか、日本人に対してでもできない会社は、外国人を雇用したらダメだと思いますよ。
日本人にとって働きにくい会社は、外国人にとっても間違いなく働きにくい会社だと思いますし。
いずれにしても、「安価な労働力」を確保するために外国人を雇うとか、「使い捨ての雇用調整弁」として外国人を雇うとかってのは大反対です。
今の状況って、国ぐるみでそれを促進しようとしているとしか思えませんし、怖くなってしまいますよ。
「安価な労働力」や「使い捨ての雇用調整弁」を国ぐるみで推進しているような状況じゃー、国際競争力がどーのって以前の話じゃないですかね?
それって、国籍しか見ていないとか単なる労働力としか見ていないって感じちゃうんですよね。
ひとりの人間として見ていないと思うんです。
そんな状況で、人手不足という名目で外国人を受け入れるとかって言っているのっておかしくないですか?
「安価な労働力」や「使い捨ての雇用調整弁」として外国人を受け入れたら、どーなるのか?
そんなの、火を見るより明らかじゃないですか?
たとえ最初は外国人が日本に働きに来てくれたとしても、それで人手不足が一時的に解消できたとしても、長期的な視点で見たら、さらなる人手不足を招きかねないと思うんですよ。
今ならまだ、日本に対するイメージはまだ良いのかもしれないけど、だけど「安価な労働力」や「使い捨ての雇用調整弁」として働かされたら、日本に対するイメージが一挙に悪化してしまいますよね。
そうなると、人手不足に今後悩んでも、誰も日本になんか来てくれなくなっちゃうのでは?と思うんです。
世界中からそっぽ向かれちゃって、ますます人手不足に陥りかねないのでは?と危機感を持っちゃいますね。
目先の人手不足を解消しようとして、かえって人手不足に陥るって本末転倒になりそーで。
それにこれって、「安価な労働力」や「使い捨ての雇用調整弁」として日本人の非正社員を雇用していたのが、そっくりそのまま外国人に置き換わっているだけじゃないですか。
それも、日本人の非正社員よりもさらに悪い条件で。
外国人だから日本語で文句も言えない、日本の法律も知らない、低賃金で好き放題にこき使えて、いらなくなったらポイ捨てできてって感じの、さらに都合の良い「安価な労働力」や「使い捨ての雇用調整弁」に。
日本人の非正社員の率は4割にもなっていますけど、その結果、日本経済はどーなりました?
景気がいいだの何だのって言っているけど、実際のところ、景気が良くなったって実感は全くないし、消費だって落ち込んだままになっているじゃないですか。
そりゃー、そうですよね。
給料を上げたくても上げられない状況なんですから、消費が増えるわけないですよね。
失われた10年どころか、20年になっちゃっているじゃないですか。
このままの状態だと、失われた30年になってしまいそうで怖いですよ。
経営者としては、人件費を削減したいって気持ちはわかります。
目先の利益につい走ってしまう気持ちもわかります。
どーしても人手不足で、短期的に非正社員を雇いたくなる気持ちもわかります。
根本的な解決にはつながらないってわかっていても、とりあえずそうするしかないって気持ちもわかります。
どんなに募集しても日本人の非正社員が見つからなくて困っている気持ちもよぉーくわかります。
だから、やむを得ず外国人を一時的に雇うという気持ちもわかります。
だけど、長期的に見た場合、デメリットの方が大きいと思うんですよ。
それも、日本企業全体に対するデメリットとか日本全体に対するデメリットとかが。
それでなくても、CSR調達がどーのって言われている時代じゃないですか。
ラギー原則ってものもありますよね。
だけど、今の日本を見ていると、時代遅れどころか時代に逆行していますよね。
従業員は労働者でもあるけど、生活者でもあり消費者でもあるんですよね。
国籍に関係なく、日本人であっても外国人であっても。
外国人の場合、さらに怖いのは、日本企業や日本全体、日本製品に対するイメージまで悪化してしまうのではないだろうか?って懸念です。
日本に来て働く前は、日本に対するイメージがすごく良かったのに、日本の良さを学びたいなどの憧れの気持ちから日本に来てくれた人だっているのに、日本で働いた途端、日本に対するイメージがめちゃくちゃ悪くなったって人もたくさんいますよね。
そりゃー、そうですよね。
最低賃金すら守られておらず、労働条件も無視、過労死ライン超えの長時間労働や休日出勤が当たり前。
その上、転職することすら許されていない奴隷労働状態を強いられたら。
それでやむを得ず失踪して捕まったら、入管収容所に放り込まれて、病気になっても薬をもらえない、医者にも診てもらえないなどの一種の拷問とも言える状態を強いられるわけですよね。
しかも長期間、何年も何年も。
病気など死にそうになっていても放置され、収容所内で死亡。
自殺者もいっぱい発生しているじゃないですか。
これって、殺人に等しいですよね。
こんなことをやっているから、ナチスの強制収容所やグァンタナモ刑務所などと揶揄されちゃうんですよね・・・
法の番人とも言える省が、こんなことを平気でやっていると考えるとさらに恐ろしくなりますよ・・・
国連から何度も勧告されているのに、何年もガン無視状態だし・・・
どこかの独裁国家みたいに言い返しているし・・・
人権侵害も甚だしいですよね。
日本って本当に人権後進国だよな・・・、ってつくづく感じますよ。
もしも自分が憧れの海外の国に行って、そんな目に遭わされたらどう思います?
どんなに好きで憧れの国だったとしても、ものすごーくイメージが悪くなっちゃいませんか?
労働者として考えた場合、そんな目に遭わされた国で働くことを、他の人に勧められますか?
とても勧められませんよね。
すると、長期的に見ればますます人手不足に陥っちゃうと思いませんか?
今でも人材獲得競争が起きていて、日本を選ぶ国に選ばない人が増えつつあるのに、そんなことになっちゃったら立ち行かなくなっちゃう日本企業が続出しちゃいますよね。
消費者として考えた場合、そんな国の製品を買おうって気になれますか?
とてもそんな気にはなれませんし、ボイコットに発展する場合だってありますよね。
これがその人だけで済むとはとても思えませんよね。
「日本で奴隷労働を強いられた!!」などの悪い意味での口コミが、どんどん広がって行く恐れだってありますよね。
すると、「奴隷労働でつくられた製品なんて絶対に買わない!」のように、今まで日本製品を喜んで買ってくれていた人まで、ボイコットに走る恐れだってありますよね。
そしたら最終製品だけでなく、原材料とか部品とか加工とかその製品に連なる全ての会社が大打撃を受けますよね。
今では海外進出を行う会社もありますから、海外進出した日本企業に被害が及ぶ場合だってあると思うんですよ。
人材採用にしても、市場開拓にしても、何にしても。
つまり、「安価な労働力」とか「使い捨ての雇用調整弁」とかとは何の関係もなく、マジメに一生懸命がんばっている多くの会社にも影響するってことなんです。
ブラック企業が1社あっただけで、その業界全体がブラックって思われてしまうことってありますよね。
ブラック業界だから働きたくないし、その業界の製品も絶対に買わないって思う人だっていますよね。
それと似ているかも?
それと同じように、「安価な労働力」や「使い捨ての雇用調整弁」として外国人を雇って奴隷労働を強いる会社が1社存在するだけで、全ての日本企業がそういう会社って評価をされてしまったり、日本全体が人権侵害の国だって評価をされてしまう恐れもあると思いませんか?
これって、「囚人のジレンマ」みたいな状態ですよね。
はっきり言って、大迷惑ですよ。
なので、「安価な労働力」や「使い捨ての雇用調整弁」として外国人を雇おうとするのは頼むからやめて欲しいです。
■ Fさんの声
人材採用の時に、国籍にこだわるかって?
いや、全然。
国籍にこだわる方がおかしいと思います。
国籍で差別するっておかしいですよね。
外国人だからダメ、日本人ならOKってのは、明らかな国籍差別じゃないですかね。
それって、自分がやられたらイヤじゃないですか?
海外で仕事を探そうとして、外国人だから、日本人だからってダメって言われたら、ものすごーくイヤな気分になりませんか?
その国に対して、それまでどんなにいいイメージがあったとしても、こんな風に差別されちゃったら、
国籍差別をするようなこんな国なんか、大嫌いだ!!
国籍差別をするようなこの国の人なんか、大嫌いだ!!
国籍差別をするようなこんな国なんか、二度と来るもんか!!
国籍差別をするようなこんな国の製品なんて、絶対に買うもんか!!
なーんて思っちゃいませんかね?
いいイメージが跡形もなく吹き飛んじゃいますよね。
実際のところ、私もある国で差別されて悔しいやら悲しいやらの思いを散々したことがあるからこそ言うんですけどね。
外国人ってだけの理由だったり、日本人ってだけの理由だったり、アジア人ってだけの理由だったりしましたけど。
住居探しにしても、手続き関係にしても、町を歩いているだけでも、「外国人は出て行け!」とか「小汚い黄色いサルは動物園に帰れ!」などの侮蔑の言葉を投げかけられたり、さらにひどい時には唾を吐きかけられたりして、本当に辛かったですよ。
もちろん、全員が全員、差別をしてくるわけじゃないんですけど、一時期はその国の人全員を憎いと感じたこともあったんです。
幸いなことに仲のいい現地人の友だちがいたから、その国の人全員が嫌いとかその国の全てが嫌いとかにはならずに済みましたけどね。
何かある度に、その友だちが親身になって助けてくれて、本当に有り難かったですよ。
差別行為をされた時には、言い返してくれたりもしましたし。
だけど、もしも友だちがいなかったら、その国の何もかもが嫌いと思っていたかもしれませんよね。
国籍差別や人種差別を平気でするサイテーの国なんだなーって思い込んでしまっていたかもしれません。
それと同じことだと思うんですよ。
自分がやられてイヤなことは、相手もイヤですよね。
特に、国籍差別とか人種差別とかは。
人としても日本人としても経営者としても、せっかく日本に来てくれたのに、そんな思いをさせたくありませんよね。
-----
うーむ・・・
どっ・・・、どーでしょう???
「そっ・・・、そーだったのかー! ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!! 」
「だからかー!!だからだったのかー!! ヾ(.;.;゜Д゜)ノ 」
という方も、いらっしゃれば・・・
「ナルホド・・・、ちょっぴりわかった気がするかも・・・ ヽ(´ー`)ノ 」
「あ、なーんだー、そーだったんだ〜 (〃▽〃) 」
という方も、いらっしゃるんじゃーないでしょうか?
他にも、例えば・・・
■ 会社の全体像を俯瞰すると気づく事、俯瞰しないと気づけない事って何だろう?
■ 「選択肢の広げ方や作り方とは?思い込みや方法論に走る前にできる事って?」シリーズ
■ 「自分で考える」と「独りで考える」って同じ?組織力などとの関係って?
■ 「人材採用とは?従業員を雇用するのは何のため?誰のためなんだろう?」シリーズ
■ 「優秀な人材が見つからない、有能な人材が採用できない原因って何だろう?」シリーズ
■ 「年齢にこだわって採用するか不採用にするか決める理由って何だろう?」シリーズ
■ 学歴を選考基準にして人材採用を行うか行わないかの判断基準って何だろう?
■ 人間にしかできないこと、コンピュータにできること、できないことって何だろう?
■ 「優秀な人材が辞める本当の理由、優秀な社員から辞める原因って何だろう?」シリーズ
■ 「人手不足とは?人材不足とは?人手不足や人材不足になる本当の原因って?」シリーズ
■ 「顧客って誰のこと?どんな人や企業がお客様か考えると気づくことって?」シリーズ
■ 「中小企業の信用力と個人事業主や株式会社、資本金との関係って何だろう?」シリーズ
■ 「自社の強みや弱み、長所や短所、状況や現状などの判断基準って?」シリーズ
■ 「強い組織の作り方とは?強い組織か弱い組織かの判断基準って何だろう?」シリーズ
■ 「組織じゃないとできないこと、組織でなくてもできることって何だろう?」シリーズ
などなども含めると、いろんな意味で考えさせられちゃいません? (^^)
ふーむ・・・、こーやって考えてみると・・・
まだ見えていないだけで・・・
意外なところにヒントがいっぱい溢れている
おお〜っ ━━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━━ 見っけ〜♪
のかも〜???
なーんて、感じません? (〃▽〃)
どっ・・・、どうでしょう???
皆さまは、どう思われますか?
・・・え?
「わかったよーなわからんよーな・・・ ( ̄д ̄;) 」
「やっぱ、頭がウニ状態じゃー!よくわからーん! \(  ̄曲 ̄)/ 」
「全然、ピンとこねぇーし! 凸(`Д´メ) 」
「結局のところ、どーしたらいいのさ??? (# ̄3 ̄) 」
・・・って?
ううっ・・・、すみません・・・。m(_ _)m
ではでは・・・
■ 国籍で選考する会社、国籍で選考しない会社の違いって何だろう?(2)
では、上記とはまた違う声から引き続いて一緒に考えてみませんか?
ヾ(・◇・)ノ
ちょっと興味あるかも〜?
って言ってくださる方は、ゆるゆる〜っとお付き合いいただけると嬉しいです。(^^)
あ・・・、続きは気が向いた時に書く予定なので・・・
しばらく待ってやってくださいますよう、ひれ伏してお願い申し上げます(懇願)。
m(_ _)m
※「一体いつ、続きを書くんだよー(怒)!」と言ってくださる奇特な方へ※
「自分で考えて行動する「自律型人材(自律型人財)」が育つ組織って?」ブログの更新状況は、以下の方法でお知らせしておりますので、もしよろしければ使ってやっていただけると嬉しいです。m(_ _)m
■ 「自律型人材(自律型人財)が育つ組織って?」ブログのRSS対応状況
「ううーむ・・・、ちょっち考えてみよっかなー・・・」と言ってくださる優しい方は、
ココをクリックしてやってもらえると嬉しいです。m(_ _)m
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泣いて喜びます。(;´д⊂)
「ヒト(組織)」と「情報(IT)」を中心に「三方よし経営」のお手伝いを行っております。
「戦略的な組織づくり」や「戦略的な人材育成」などのご相談、
首を長ぁーくして、お待ちして申し上げております。 (⌒人⌒)
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